・よおしゅんだだいこのてっぺに溶き辛子 : 大象

食句塾
兼題 : 辛子

・その時は土下座も辞さず唐辛子 : 主水

流行りの土下座が気にくわぬ。
その時が、どんな時やねん。
土下座と唐辛子がピンとこない。
土下座は相手から強要されてするものではない。

とか、なんとか、欠点をつぎつぎにあげて
集中砲火、批判の対象となるも、
最終の食句賞の候補に残る。

わたしは支持するサイド。
下の季語<唐辛子>の属性を
上、中の5.7はうまく的を得ているとおもいます。
はやりがわるい、というは逆におかしい。
座の文芸であり、季の遊びである句会が
タイムリーな話題を排除する意見がおかしい。

・辛子辛子ゴッホの知らぬ黄色です : 磯菜

ゴッホの重ね厚塗り感。
ゴッホゴッホのせきこみ感。

2句を最後まで論じあった結果、
今回は塾スタート以来はじめての
食句賞該当無し、に。

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次回

11月10日(第2日曜)
兼題 : つまみ ・ 針

場所 : 天王寺 (くわしくはメールで)
604号室
時間 : 2時~5時

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