【 タイム食句】07・06〜07・10

7・10
京都駅下車迷はずに鱧の皮                     : 川崎展宏
〜〜温めしもええけどやはり酒
7・9
だえきけつえきふんにょうまじりてわたしたち夜の川なりまだここにいる : 野口あや子
〜〜はしゃいでた洪水前夜眼はらんらん
7・8
冷麦や少しの力少し出す                  : 西村麒麟
〜〜中途半端で勝ち抜く技術
7・7
肩こりを叩くにちょうど手ごろなり かどや純正ごま油の壜   : 藤島秀憲
〜〜ダンベルにペットボトルを すぐ飽きた
7・6
おどろきのかたち、らつきよもみどりごも           : 渡辺松男
〜〜勾玉飾るときめきはかな