慰安婦問題で朝日新聞が誤報を認める

慰安婦問題で朝日新聞が報道の誤りを認めました。

慰安婦問題、という言い方そのものがいまごく普通に使っていますが、
これは、朝日新聞記者が1991年に書いた記事が初めてで、
ほんのつい最近、世の中に認知された言葉です。

これ以後、朝日の特集連載によって、
韓国がそれを根拠に問題化した経緯があったわけで、
なにも韓国がいきなり歴史資料を捏造して
喧嘩をふっかけてきたわけではありません。

これでマスコミ大手が互いに検証しあって、
報道のあり方を戦わすのはおおいにしてほしいところ。

ここ数年のマスコミジャーナリズムの劣化は見るも無残。
原発問題ではっきりと露呈した、にもかかわらず反省どころか
これを契機にますます政府いいなりの宣伝媒体になりさがってしまった。

理研問題しかり。
笹井氏自殺報道についても、理研が政府がらみの機関であることから
報道規制がかかっているのがモロ見え。

問題は、ちょとずれるが、
中国の習体制のマスコミ利用も恐怖時代突入の感。
鶏肉工場の汚染問題で、<内部告発による潜入ルポ>
といえば非常に健全な元気なマスコミであり、
中国が自浄国家のイメージさえいだいてしまうが、
これは中国における外資系資本を搾取とみなして、
これを追い出す国家戦略というから恐ろしい。
マクドナルドもマイクロソフトも平気で追い出すつもりだから、
日本企業なんて、きのう乾杯きょうムチ打ち、
なんてあしたからはじまるよ。