<ニュートラル・プロダクション> 光をテーマにしたインスタレーションの二人組。 1年前、CASでの展示。 真っ暗な空間に突如うかびあがる巨大な円錐形の光の塔。 こまかい光の粒子が噴くあがって、おどりつづけて、 乳白色のや
あけびの紫
あけびの旬がやってきたようです。 果物屋さんや八百屋さんの店頭で 神秘なたたずまいの楕円の実が視界の隅に はいったとたん、魅せられてしましました。 この天然のむらさきは日本独自の ほこるべき色彩。 時の経過とともに、たち
『芦屋川むら玄』に
『むら玄』。 有馬はなんどか食べていますが、 芦屋川ははじめて。 ご主人が急に亡くなられてもう1年に なるでしょうか? 蕎麦屋さんを始められてまだ10年は経って いないでしょう。オープン1カ月前に遡ります。 そのころ、わ
『痴人の愛』のナオミの晩年をたずねて
・ 谷崎潤一郎『痴人の愛』のヒロイン、 ナオミのモデルとなった女性の晩年。 西日のあたる老朽病室で、昂奮すると 点滴の注射針が内圧でぶっとんで血だらけに。 ・ 滝口修造宅にうかがうときに、 時間調整ではいる近所の喫茶店の
【タイム食句】 09・11~09・15
9・15 新涼や夕餉に外す腕時計 : 五十嵐秀彦 ~~毎日日曜腕万歩計 9・14 太刀魚を夜のシンクに横たえてなんだかよくわからないが泣いた : 笹井宏之 ~~童貞に名刀村正大湾(のた
歯医者さんで、秋刀魚のひらきがたべたくなった。
歯医者さん、 二か月に一度の歯の掃除。 毛沢東は生まれてから一回も 歯を磨かなかったので、苔がはえていた。 郷ひろみは毎日3時間歯のブラッシング。 香港映画 『桃さんのしあわせ』 では、 桃さんの養護老人ホームのトラブル
『真夜中の弥次さん喜多さん』と『新東海道五十三次』
しりあがり寿『真夜中の弥次さん喜多さん』と 井上ひさし『新東海道五十三次』 この2冊を同時に読みすすめました。 十返舎一九の『東海道中膝栗毛』。 1802年から1822年までの21年にわたる長期間に 43冊のシリーズ、大
コロコロひいて、ショーン・ペンのぼく
食材の買い出しにコロコロをひいていきます。 きのうもコロコロ。 きょうもコロコロ。 100メートルほど歩いて、いつもとちょっとちがう コロコロ感が。 う~~ん、ショーン・ペンになってたんです。 きのうみた映画 『This
双子をつれて、御帰還
金沢からふたりが帰ってきました。 3か月の出張中に、双子のこどもができました。 わかれぎわに、かなしそうな顔をするので、 一緒に連れてきて、ファミリ―がまたふえました。 ~~金沢21世紀美術館『内臓感覚』展は観客動員も多
【タイム食句】 09・06~09・10
9・10 口内炎は夜はなひらきはつあきの鏡のなかのくちびるめくる : 内山晶太 ~~マザーグースひらく三時の藤圭子 9・9 コーヒ店、俳句薔薇戦争の火に滅べり永遠に : 高山れおな ~~王のうたかたに宦官の