佐和隆光氏のコラム。自己利益を最大化することを唯一 の目標にすえる経済人は愚か者であるとして、鉄鋼王カ ーネギーの名言を紹介。ビジネスは金銭欲を満たすため にではなく、ビジネスそのものを楽しむためにする行為。 (佐和隆光
福来(ふっくら)ふりかけ 大好評
阪急催事での実演<福来ふりかけ>が大好評。すりたて の金ごまに生タイプのかりかり小梅、ちりめんなどを配 合。わだまんの胡麻は旨味を引き出しながらふっくらと 煎りあげるのが特徴。ふっくらは、福が来る幸せの胡麻。 (福来ふり
タクシーのおまけで<メタボ対策>
ティッシュはよくあるが<メタボ対策>といって渡され た。サプリの宣伝?開けてみると小型メジャー。ウェス トを測って腹のでっぱり注意の意図らしい。CMが探偵 会社というのもなんだかおかしい。無意識に測っていた。  
これはこれはとばかり花の吉野山/貞室
やはらかに人分行や勝相撲/几董。『国民的俳句百選』 の帯は<詠めば日本がよくわかる>。江戸俳句が並ぶと ゆったりとした生活時間の流れとユーモアが漂ってくる、 桜に相撲に反応する江戸感覚をうれしがるのは老人症状? 長谷川櫂
西行、俊成の真贋がわかる
<炭素14法>で年代測定。2000年前の古文書で誤 差は20年。今までは筆跡に頼るしかなかった。直筆か 後世筆写されたものか。そこにもいろんな人間ドラマが。 時間のフィルターでものを見つめなおすと世界が変わる。 (炭素1
連句の座この世の花を惜しみつつ
京都某所で薄茶をいただいたらやたら量が多い。すると 案内の京都妖怪が「京都人は家庭でも普段からおうすを 飲む。だから大切な客人には歓待の意を込めて量を多く する」。この後連衆四人で歌仙を巻く。京都も名残の桜。  
取りばしの<渡し箸>はマナー違反かな?
<逆さばし>はマナー違反。取りばしをもらえばいい。 ここまではわかるが、その取りばしを<渡しばし>にす るのはよくないと日経コラムにあった。大皿の場合には 「こちら取り終えましたから次どうぞ」で正しいのでは? (日経:大
橋本治は時代を「祝福」してくれた
内田樹の橋本治へのラブコール。分析でも記録でもない <祝福>。一番素朴な形態は「国誉め」。民のかまどは にぎわいにけり、と告げること。ぱっとしない日常が陰 翳を増し、奥行きを獲得し、複雑な手触りを持ってくる。 『橋本治と
茶碗は自分を映す鏡、俳句も
日本美術応援団の二人が京都へ修学旅行。<楽美術館> 日本美術の特徴はそのもの自体は鏡的存在。見る側が寄 っていかないと作品からはでてこない。<待庵>侘びは 質素でお金もかからないが貧乏人には近すぎてできない。 『京都、オ
大仙公園日本庭園は吟行に最適
吟行の条件。散策のあと適当な集会場所。清記のコピー ができる。ここの和室はおすすめです。仁徳天皇陵はじ め47の古墳と桜満開。「さくらさくらわが身に水のめ ぐりゆく」主水。花のいろはうつりにけりないたづらに。 (大仙公園