久世光彦さんの追悼集をめくってたら向田邦子の『かわ うそ』がちらつきはじめる。突然昔買ったままの積んど く本『向田邦子の恋文』を思い出し、読みだした。遺品 の恋文。とっておくようなタイプにみえないだけに深い。  
焼いてマシュマロ、溶けてマシュマロ
ごまやんマシュマロのお目見え。白は金ごまペーストの 餡、赤はごまチョコ。ほにょほにょ、こそばしあわせ感 覚。 <一富士>へもっていったら、マシュマロを焼き 始めた。溶けかけがうまい。コーヒーに浮かべてもいい。
ケータイごまやん 始動
和田萬HP、毎日更新でごまやんスタッフがんばってア クセスはのびるのびる。せやけど最近の若い子はパソコ ンよりも携帯。こりゃいかん。やること早いでっせ。本 日スタート。カシャ、ごまやんが空からふってきま〜す。
江戸落語、聴くなら談春
あけっぴろげの上方に対して東京勢の暗さがしんどい。 この思いこみは喰わず嫌いにすぎません。廓の世界を性 と金でからめて緩急自在。現代ネタのクスグリを完全排 除。古典のワルに徹してるんやけど気づけば平成間抜け。
うなぎは三島にかぎる
三島の街を車で通過するだけでも鰻の蒲焼きの匂いがし ます。地元の噂をきいて『桜家』へ。白焼と蒲焼。むし あげて身がほろり。一口めはあっさリ。地酒は『牧水』。 お客は若い子も一杯。鰻屋だけでマクドがない理想の町。
太刀魚や富士の高嶺を切る沼津
桃雪亭歌仙、連衆五人。山頂かすむ富士眺め太刀魚のに ぎりつまんでの発句。露天風呂からあがって開始が4時。 バトル形式で敗者はご馳走を前に延々と作り続ける苦行。 36句巻きあげる格闘技が果てたのは深夜。ねむた〜い。 &nb
沼津市民はすし狂い
お昼時、沼津市民はザッザッザッと足並みをそろえ老人 も子供も一丸となって漁港にむかい寿司を食べる。数年 前に見た光景が頭にやきついてよう忘れん。確認のため 再訪。しらすの旬をはずれたが<すし狂乱の町>は健在。  
鍵善良房『季楽』
あの葛切りで有名なお店の年2回発行の小冊子。風流で 美学に徹した文化誌、とても和菓子屋さんのPR誌には 見えません。編集デザインのセンスに惚れ込んでいきな り電話を。和田萬のラベルデザインを頼むようになった。
<胡麻豆腐>三昧
川越『小野食品』の爽やかな滋味。高野山『紀州前田食 品』の濃密な霊味。佐賀の『肥前とうふ』は九州ならで はの甘味が特徴。説明書きがおもろい。<ペロリン・ ペロン・クロリン・プルリン・シロリンの取り出し方法>。
お笑いコンビ『タカダ・コーポレーション』
コントネタ2つ、一瞬見ただけやけど、ドツボにはまっ てしもた。『宴会』は男の顔の上で女が童謡<もみじ> を歌う展開。きちんと輪唱する丁寧さがええ。「へたす りゃ死にそう」のラストも効いて久々の新人めっけもん。