大阪ガイド本としてえろお大ヒット。記念に掲載のうま いもんの作り手の顔あわせ会。全部が全部、ほんとに味 の濃ゆいキャラ、よく揃ったもんや。己の舌と技を追求 し常識的なレシピとマニュアルとは無縁。大阪の真骨頂。  
お通夜は普段着で
小田実が死んだ。ベルイマンが死んだ。カール・ゴッチ 死亡の第1報は藤波辰彌のリングサイドで聞いた。そし て阿久悠が死んだ。永六輔さんが書いている。<お通夜 は普段着で行くもの。告別式で初めて死亡を確認する>。
ミャンマー:搾油用ゴマは輸出禁止
ごまは搾油用と食品用に分かれており需要はほぼ半々。 ミャンマーからは両方の用途のゴマが日本にはいってき ます。黒ごまのメインはこの国。食品用のゴマも急騰。 ほかの産地のごまも韓国はじめ世界中が買いあさり競争。  
世界のゴマ状況は最大の危機
大きな要因は中国にある。2004年にはまだ輸出国で あり約10万トンを輸出していた。しかし、2006年 には一転して輸入国に。その数量も30万トンに達する から、差引40万トンがゴマ市場から消えたことになる。
エロエロどこまで過激、岩井志麻子
男は花村萬月、女は志麻子。「ぼっけぇ、きょうてぇ」 から崇拝してますがますます過激。短編タイトルが「魔 羅節」「おめこ電球」「金玉娘」ほか乞食、きちがい、 片輪なんて新潮社ではOKなんですかぁ。中味は文学だ。
ビリーが遂にやってきた
「ビリーズブートキャンプ」をメタボ警告のお中元に貰 う。ビデオは20万セットも売れてるから毎夜1万人は 同じ動きしてるんやろか。何事もカッコからはいらねば。 プロレス吉江豊のピンクのコスチュームくれへんかなぁ。
『京都の平熱』哲学者の都市案内
阪大総長・鷲田清一さんが市バス206番に乗って京都 案内。ラーメン屋や妖しいホームレスまで詳細にひろい ながら形而上学的に分析。このいちびり精神もろて観光 したら他の世界の都市の見方もおもろぉなってきまっせ。
八尾のおわらはリオのカーニバルや
<風の盆>は9月の3日間だがその前の10日間もそれ ぞれに町流しがあって盛り上がる。リオの本決戦の数ヶ 月も前からあちこちの町でカーニバルがはじまるのと同 じ構造。春にはみごとな曳山祭りで、頭ン中は年中祭り。
越中八尾は胡麻の里
八尾のおかあちゃんたちはエライ。本格栽培は初めてと いうのに、どの畑もきちんと高い畦をつくり無農薬で雑 草と格闘。みごとに一帯はゴマ畑。婦人会主導で実に仲 がいいし、実行力もある。北と南で県民性の違いも実感。  
一芳亭でベトナム気分
名物<しゅうまい>が大皿にどかっと。なんやみたら若 鶏唐揚げも人気メニューらしい。これまた大皿にごろり。 あまりにそっけなくいさぎよいではないか。海外胡麻出 張の時のメンバー、顔をみあわせ「ここベトナムかぁ」。