04/10 浅酌や花は桜という仮説 : 宇多喜代子 04/09 幾年を火に抱かれてキッチンに吊るされている手鍋のへこみ : 加藤英彦 04/08 輸血しながら桜餅一つ食ぶ : 橋本鶏二 &nb
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遭遇一句 -2019】 04・01〜04・05
04/05 ちるさくら海あをければ海へちる : 高屋窓秋 04/04 草原にたつたひとつのバスタブを置いて遥かな雨を待ちたい : 飯田彩乃 04/03 象が脚上げて本格的に春 : 神野紗希 &
【タイム食句 -2019】 04・01〜04・05
04/05 みずみずとホワイトアスパラガス香り式子内親王なにゆえ想う : 松平盟子 04/04 曼荼羅のちょいちょい混ざる海雲かな : 曽根主水 04/03 予報では明日から雨
『句句句の会』初句会
『句句句の会』初句会 @ 世沙弥 後半の批評タイムの舌戦、 それぞれのキャラ剥き出しで、笑いっぱなし。 次は夏の句会をやろう、即決定。
【遭遇一句 -2019】03・26〜03・31
03/31 天にソドム地に汗にほふテキサスの靴もて燐寸(マッチ)擦る男らよ : 塚本邦男 〜〜 星餐図 03/30 夜の梅鋏のごとくひらく足 : 柴田千晶 03/29 春というオーケストラの楽
【タイム食句 -2019】03・26〜03・31
03/31 卵飲む少女するりと少年に : 守谷茂泰 03/30 一口目より二口目、三口目がうまい酒ありそんな人あり : 伊藤一彦 03/29 若狭には仏多くて蒸鰈 : 森澄雄 0
【遭遇一句 -2019】03・21〜03・25
03/25 さくらばな陽に泡立つを目守りゐるこの冥き遊星に人と生れて : 山中智恵子 03/24 はくれんや旅の終りは目が汚れ : 橋本美智代 03/23 世の中にたえてさくらのなかりせば春の
【タイム食句 -2019】03・21〜03・25
03/25 南部若布秘色を滾る湯にひらく : 高野ムツオ 03/24 反りかへるバナナの皮を剥くやうに列島に春なめらかに来る : 梶原さい子 03/23 春の夜の死肉をつつく一家団欒 : 鳴戸
【遭遇一句 -2019】03・16〜03・20
03/20 いそぎんちやくその他生きとし生けるもの : 京極杞陽 03/19 暴力のかくうつくしき世に住みてひねもすうたふわが子守うた : 斎藤史 03/18 日曜は鶯を聴いて和服でゐる :
【タイム食句 -2019】03・16〜03・20
03/20 なりひらはおとうととうふをてのひらに八つにきりゆくゆきひらはなべ : 松城ゆき 03/19 芹摘みて男なんかと思うに至る : 鳴戸奈菜 03/18 大脳がほどよく酒にとろけゆく頃に