左腕にシビレ。ここ二月毎朝台所で国産胡麻を煎ってい る。全国の農家さんから集まってくる胡麻の味比べ。た かだか30分フライパンを振る程度でつくづく歳やねん なぁ。マッサージがきついきつい。絶叫しつつマゾ快感。
久しぶりがほどけていく金木犀/をかし
食句塾忘年会。ことしは場所を変え三佳屋でうどんすき。 年間約500句の中でグランプリを決定する。今年1年 は主水、三甫ら新入会員がおもろい変化球をくりだすよ うになった。普通の俳句じゃ点がはいらない句会の気風。 (食句塾
アート・アンサンブル・オブ・シカゴのレコード
本なら捨てるがレコードは捨てられない。「苦悩の人々」 「アーバンブッシュマン」の2枚は30年以上前か。聴 きたくても聴けない。「ラジオのように」も。今はCD で。ふりかえると一番聴いたミュージシャンはAECだ。 (AEC
上野で蕎麦3軒はしご
11:30からスタート。池之端の籔、客の注文をとお す口調に情緒あり。蓮玉庵、表の蕎麦屋風情が抜群。上 野やぶ、籔御三家ではないだけ庶民的。関西の蕎麦屋も 腕では負けなくなったが、やはりお江戸は客の層が厚い。 (池之端
大澤江津子:MIギャラリーで個展
食句塾のメンバー菜摘は画家の顔も持つ。今回の個展は 和田萬本社のねき。街角や群衆スケッチなど軽いシャレ たタッチの印象があったので、厚塗り重厚な抽象作品群 に驚く。この画廊は全面硝子張りなので夜でも道路から。  
”ムルソー クロ・ド・ラ・バール”を呼び起こす
記憶に幽かに立つワインがある。銘柄が30年間思い出 せず悶々。それを『ワインの自由』で偶然発見。澱がす っきりの感あり。堀賢一は製造現場を把握し学術的資料 を提示。あまったるい感性的コメントが微塵もない辛口。 (クロ・ド
「健康被害がないとわかる場合は、廃棄処分にする必要はないのでは」
日経12/5夕刊【基準値って何?】。上回れば即「食 べられない」わけではない。残留農薬に消費者が過剰反 応することから食品回収や廃棄処分には異論がでている。 06年シジミは1日200杯のみそ汁許容量なのに禁止。 (農薬ネ
ハンマースホイ:これは禅問答の世界だ
モンポウの沈黙の音楽や長谷川等伯の松林屏風を連想。 わざと椅子の足を3本にしたり、影の方向をあからさま にチグハグに描いたり。静謐で内省的な世界なのに仕掛 けがケッタイ。そうか、これは禅問答をしかけてるんや。 (ハンマー
ミシュラン蕎麦屋「古拙」は安いで
ランチに蕎麦懐石は叶わず、やむなく蕎麦膳1680円。 小鉢2つ+椀蕎麦+おろし蕎麦。銀座・ミシュランの条 件をはずしてもこれは安い。意外にうどんメニューが豊 富。<ごま汁うどん>を発見。ついうれしくて追加注文。 (古拙)
ケサランパサランとはなんぞや?
たまたまテレビのチャンネルをかえたとたんおもろい音 楽が。なんやろ。第1バイオリンが水鉄砲、管楽器はマ ウスピースだけ。出光賞作曲は25歳の小出雅子。タイ トルは「ケサランパサラン」。宮沢賢治のわすれものか。