地方の伝統食や野菜を発掘する仕掛け人、兼本はんが過 疎の塩飽諸島で唐辛子<香川本鷹>栽培を復活。七味と ラー油が製品化の段階へ。当地での胡麻栽培もこのお誘 いがきっかけ。七味はおいどがびっくりするほど旨辛い。

<ごまやんマシュマロ>試作中。菓子屋さんに聞くとゼ ラチンを使こたら洋菓子で寒天やったら和菓子。泡立て た卵白に寒天、砂糖を加えたら鳳瑞(ほうずい)という 優雅な和菓子。これがゼラチンやからマシュマロになる。

食句塾。「聖五月ケイタイ画面や棺の窓」磯菜。やられ た。こんな見立てもあったんか。孤独な若者たちが死者 を覗きこんでる風景は象徴的。聖と棺の対比。連休で誰 からもメール来えへん暗い待受画面、の解釈もおもろい。

『ごま若葉青汁』の成分をみて<凄い>と、お母ちゃん。 息子は数学者で何ヶ月も研究室に籠もりっきり。ある徹 夜明け、救急車で病院に。「極端なカリウム不足」の診 断。だから青汁のカリウムとマグネシウムの数値に感動。

韓国ではバレンタインにもホワイトデイにも縁のないあ かんたれのためにブラックデイ(4/14)があるらし い。黒服でチャジャン麺(黒い麺)やコーヒーを飲食す る日。麺か珈琲の業界仕掛け?黒胡麻食べる日にしたら。

東京ミッドタウンの『虎屋』へ。銘菓「夜の梅」をテー マに5人の作家が皿を創作。それぞれ「漆」「金属工芸」 「染付」「陶芸」「切子」の伝統技法というのがミソの ええ企画。羊羹の小豆が夜の梅やったら豆大福は昼の疣。

繁昌亭で鶴瓶。手の仕草がきれい。連休昼席の客層を考 えて古典は避け師匠松鶴との爆笑エピソードをつらねて ゆく。弟子連中のドタバタを長屋噺仕立てに、これは漫 談やのおて落語なんやで。きっちり型つける姿勢もええ。

マンゴーに燕の巣をいれて30分蒸し上げたり、キャロ ットスープにふかひれをしずめたり斬新なシェフ周中さ んの『白金亭』。冬瓜に鴨肉、春雨などをつめた鮑仕立 て。飛び子をちらせた炒飯。いやしんぼの目と舌が興奮。

ごまやんの着ぐるみ初デビュー。中之島まつり『キャラ クタースタジアム』でエースコックの豚キャラなどに混 じってダントツに人気者。誕生日はもう8年前。名前募 集で<ごまやん>のベタイメージが嫌やったのに今最高。

新製品『ごま若葉青汁』。ありそうでなかった画期的な 素材。いままで<胡麻の葉>といっても<えごまの葉> であるかそれともゴマの実を収穫したあとの廃棄対象の 葉っぱ。新鮮なゴマ若葉そのものに着目したのは世界初。