久々の能舞台。 2、3年ぶりに能に足を運ばせたのは、 たぶんこの小説を読んだからだろう。 『世阿弥 最後の花』藤沢周・著 謎とされる佐渡流刑。 その晩年に時を絞って、世阿弥の幽玄に迫る 生き方が再創造されて刺激的である。
カテゴリー: 本 周辺
目の見えない白鳥さんとアートを見にいく
タイトルから、 はは〜ん最近流行りの <触る>アートやな、、 思いっきり裏切られる。 川内有緒は前作『空をゆく巨人』同様、 現代アートを入り口に、 周辺の普通の生活者の 不要不急だからこその芸術の有り様。 アートに刺激さ
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
暑い、熱い、ぶ厚い、 くそ熱いこの木村という漢。 やんちゃ高校生夏休み読書感想文の 必読書にしてほしいよ、押忍。 増田俊也 著
ケルアック、ギンズバーグ、バロウズ
ケルアック、ギンズバーグ、バロウズ。 なんで今頃? BBプラザ、元町映画、 そして柴田元幸さんのトーク。 3つカードが重なったので、 60年代にタイムスリップ。 ギンズバーグ『吠える』 柴田さんが新たに訳した長編詩を 2
『テスカトリポカ』と『百年の孤独』
『テスカトリポカ』 に身体がムズムズしてきたので 『百年の孤独』 を何十年ぶりに。 さらにムズムズしてきた。 #テスカトリポカ #百年の孤独
新作能『沖宮』
新作能『沖宮』を金剛能楽堂で見た。 石牟礼道子の<言霊>と志村ふくみの<色霊>の 共振、響き合いである。 能の余韻がさわさわと肌理をさわがすままに 二人の対談と往復書簡『遺言』を読みはじめた。 2011年の東北大震災の後
「WE EARTH」
NOMAの本 「WE EARTH」 テーマは地球。 キーワードが海・微生物。 世沙弥の『 disbiotica 』 と ドンピシャの焦点一致と タイミングにビックリ。 #noma #福岡伸一 #サンゴ礁 #白化現象 #d
平井弘「乾季」作品二十首
平井弘「乾季」作品二十首 やわらかいなめらかな抽象表現で 地球上のあらゆる社会を覆い尽くす 空気の息苦しさと救済への狂おしさが、 うた言葉となって顕現。