彦根の街並みは江戸末期から近江商人が支えた 文化の香りが残る。 小春日のあたたかな一日を 琵琶湖ビエンナーレのアート巡り。 死ぬにはもってこいの日、ではないが、 芸樹鑑賞にはもってこいの日。 JRから近江鉄道に乗り換えて
カテゴリー: セサミ日記
「チジキンクツ」 BIWAKOビエンナーレ
礼拝堂の床一面に並べられたコップ。 息を詰めていると宙の奥処から 玲瓏たるひびきが漏れ聞こえ、 やがてかさなりあって不思議なリズム。 「チジキンクツ」 地磁気+水琴窟 赤松音呂の造語である。 地磁気は地球上に偏在しながら
【遭遇一句 −2020】2020/11/16~11/20
11/20 終わらない だからだれかが口笛を嫌でも吹かなきゃならないんだよ : 中澤系 11/19 呼びもせぬエレベーター来神の留守 : 阪西敦子 11/18 思へ心人のあらばや世にも恥ぢむさ
【 タイム食句 ー2020 】2020/11/16~11/20
11/20 板前の出てきて憩ふ枯柳 : 廣瀬ひろし 11/19 皿の上に蟹の甲羅の紅ければ哀しくなりぬひとよとがむな : 杉原一司 11/18 酢牡蠣のほのかなるひかりよ父よ : 中塚一碧樓
鬼滅厨と振り蕎麦
鬼滅厨、てわっけのわからん言語が氾濫しとるが、 みな観たるアニメ、われも見てみんとて。 <がきデカ>を頂点として、 以後一切、漫画の類に近づいておらんので、 コメント資格がないが、この作画は雑すぎる。 お口直しの蕎麦。
藤蔵と織太夫
藤蔵と織太夫、太棹と浄瑠璃の即興、 仕掛け合いのスリリングな興奮はライブでしか。 <奥庭狐火の段> 舞台は諏訪湖。 この夏、諏訪大社の古層に触れてきたばかり。 妙にリアルに蘇る。 藤蔵が太棹をヒュ〜とすりあげ、 ノイズ音
BIWAKO BIENNALE 2020
BIWAKO BIENNALE2020 先週は水曜休みに彦根会場で失敗。 今日はまず近江八幡会場へ。 回数を重ねるごとにレベルが格段に上がっている。 公の助成に頼らず、孤軍奮闘でよくぞここまで継続。 近江八幡のお屋敷、土
芥子(けし)切り蕎麦
芥子(けし)切り蕎麦と唐墨蕎麦 変わり蕎麦でうまいもんに出会ったことはない。 特に<けし切り>は打つ人も少ないし、 味も可もなく不可もなく、いや、まずし。 それが、今回の蕎麦は絶品。 芥子の実の微妙な焙煎から立ち上る甘や
沢村さくら、二十周年記念の会
曲師とは浪曲三味線。 沢村さくら、 二十周年記念の会が文楽劇場で。 玉川奈々福、真山隼人との三人トークで 関西節と関東節の違いを。 関東は定型俳句、関西は自由詩。 実演されると、なるほど。 このマイナーすぎる世界で 頑張