縫うてもろた。 ゴールデン街の田中小実昌のこと おもいだした。 『ポロポロ』また、読んでみたなった。 海月文庫さん、ありがとう。
カテゴリー: セサミ日記
松浦司に 円空の魂をみた
木の股をまっぷたつ 神々しい光がこぼれてきた 木の精霊をよびさましたか 岩に、草花に、小鳥に、蛇に、 自然の精霊たちが宿っている 300年前、 日本の時空を漂白しつつ 10万体の仏を無雑作に彫り出した男がいた。 いま、2
古池や死んだふりするアマガエル
古池や死んだふりするアマガエル アトリエ Tsukasa の裏にまわると、 蛇が青蛙を飲み込んだばっかりのシーンに。 蛙は蛇の頭の5倍ほどある。 あれを丸呑みするのか! 落語、蛇含草ではないか。
蛍狩り
蛍狩り 綾部は上林川の上流 川面より舞い上がった蛍が 上空高く乱舞。 暗い森が光にゆらゆら揺れる幽玄の怪。 すれ違いざま、影の男がぬっと腕を突き出す。 握った拳から蛍が飛び上がる。 手づかみ、次から次と、 裸の胸に飛び込
【 タイム食句】 06・16〜06・20
6・20 向き合うてふつと他人やかき氷 : 津川絵里子 〜〜ほほえみながらタガが外れる 6・19 家いでてわれは来しとき渋谷川に卵のからがながれ居にけり : 斎
<篆刻ワークショップ 第2回 in 世沙弥>
<篆刻ワークショップ 第2回 in 世沙弥> 彫る文字は、金文。 中国の古代、文字の始まり 商は紀元前15世紀 周は紀元前12世紀。 <歩>が足跡だったり、 <象>がそのまんまエレファントだったり。 これがおふざけの遊び
泉州の水なす
泉州の水なすを頂戴する。 大阪天満で明治からの商売人の家で育った。 しかし、水なすなんてガキの頃は食べたこともみたこともない。 茄子は茄子、ふつうにお茄子の漬けもんしかなかった。 一体、いつごろから大阪名物になったものか
『神の値段』一色さゆり
『神の値段』一色さゆり 現代美術作家、河原温がモデル。 難解なコンセプチュアル・アート、 考えられない高い価格が話題になる 奇々怪々のアート業界。 現代美術入門のタイトルがついた ありきたりの評論家解説書より、 数段丁寧
<花所望>
茶席のたのしみのひとつに<花所望>。 安永さん、村瀬さん、小林さんたち、 食事のあとせっかくだから、 じぶんたちのコラボ作品である <侘び寂びサボテン>を 一番いい場所をみつけて飾り付けしてもらいました。 元永定正とコラ
【 タイム食句】 06・11〜06・15
6・15 電子レンジは腹に銀河を棲まわせて静かな夜に息をころせり : 陣崎草子 〜〜あじさいを殺めるレシピ阿部貞流 6・14 天麩羅にソースをかけた薄暑かな : 雪我狂流 〜〜紅生姜天五枚重ねに