5・15 蔕取れば苺寂しくなりにけり : 五十嵐箏曲 〜〜テロの予兆を指で摘み取る 5・14 胃カメラは年齢相応を映し出す化粧も整形もとどかぬところ : 沖ななも 〜〜脳味噌も移植したらばわたし
カテゴリー: セサミ日記
ハンネ・ファン・デル・ワウデ
匂いが皮膚の穴穴穴からしゅわしゅわぁ 枯れ葉を敷き詰めた会場、 狭い空間もあって嗅覚刺激度が視覚を圧するほど。 無意識に手でつかみあげて香りを吸い込んだ、何度も。 写真:ハンネ・ファン・デル・ワウデ KYOTOGRAPH
『家族の肖像』
学生時代に昂ぶった映画のポスターに フラフラと誘われてしまう。 ヴィスコンティ『家族の肖像』 エンディングのスタッフクレジットに重なり、 バート・ランカスターがベッドで息を引き取るシーンだけは かすか残像としてあったが、
仁智 : 創作落語集成
かくれ仁智です。 べつに隠れることないけど、 仁智自身がマスコミにでることに興味ないから。 江戸に対する上方、てゆうより関西エリアでも 京都とはちょっと、いや、だいぶ違う大阪特化型。 それがどうしたんやろ。 <創作落語集
カフェで書く志望動機や喜雨の窓 : 飛白
食句塾5月例会 ・このカフェで会ってそれきり作り滝 : 主水 瀧壺に瀧活けてある眺めかな(中原道夫) 外を見る男女となりぬ造り滝(三橋敏雄)など 先行句はあるが、おもしろい。 ・入信を説く少年のいた五月 : 翠胡 空白の
【 タイム食句】 05・06〜05・10
5・10 やはらかき肉をたづさへはるばると海より来たる鰺に小骨あり : 高野公彦 〜〜鳥に霊さかなに未練肉の過去 5・9 真ん中に立たされてゐるビール瓶 : 雪我狂流 〜〜放置プレイのトラウマ
『はなしか宝塚ファン倶楽部』
繁昌亭にいけば、落語にあらず宝塚。 『はなしか宝塚ファン倶楽部』公演。 寄席+宝塚のみならず、寺山修司的要素もたっぷり。 歌舞伎、お嬢吉三の 男>女>男の三重の倒錯の構造もたのしめる。 座長は桂あやめ。 生喬、生寿、米輝
『木 ✕ 仏像』特別展 @大阪市立美術館
アールヌーボーに、 ごめんなさいといわせてしまうこのライン、どうよ。 彫ったのは、玄海さん。 木には神さんが宿ってる。 そこから仏さんを彫り出すということは、 一本の木から神と仏が顕れる 神仏混淆の日本オリ
『WAR IS OVER! 百首』南輝子個展 @ギャラリー島田
マーク・ロスコの赤が彼岸をのぞく赤というなら、 南の赤は生命の源から光いずる赤、 あかむくれの魂の赤である。 ジャワ・ジャカルタの虐殺によって あらかじめ失われた父となったその遺伝子には 「シユツサンイカガイカニナヅケシ
『曜変天目茶碗』藤田美術館
こどもの日には逆張りで大人の藤田美術館へ。 鑑定団で話題となった『曜変天目茶碗』は 目玉というよりあくまで展示のひとつ。 奈良の舞楽面、平安の高野切れ、鎌倉の玄奘三蔵絵、 北魏の釈迦三尊、南宋の墨跡・・・ いやあ、この世