食句塾12月例会 ・まっすぐの煙のどこが十二月 : 飛白 >この句は縦書きであってこそおもしろい。 ・煙突の下は柚子湯で賑わいし : 八知 ・湯豆腐や昭和のスターの予約席 : 杏 > 天にいれた三甫のコメント〜〜 むかし
カテゴリー: セサミ日記
小黒世茂 二冊同時出版お祝い
『玲瓏』の仲間がごく内々で いい口実ができたとばかり呑み会だ。 小黒世茂 評論集『記紀に游ぶ』 歌集 『舟はゆりかご』 二冊同時期に出版。 写真、モノクロにしたら 誰かに似てる、 そうだ、向田邦子。 似てねぇ〜〜
自在置物の満田晴穂
伝統工芸、パスパス・・・が なかなかやるやんか、になったきっかけは 田辺小竹さんのギメ美術館の竹のインスタレーション。 今回は七人の工芸作家のコラボ展示。 おそるべし、工芸派。 自在置物の満田晴穂。 まずは見るべし、触る
【 タイム食句】 12・01〜12・05
12・5 逃げるにも墨はく蛸のこころ意気おもへと男声(をごゑ)す朝寝のなかに : 小黒世茂 〜〜むかしむかしスキゾキッズという人種 12・4 おでん酒百年もつかこの世紀 : 川崎展宏 〜〜あぶな
蕎麦食べ比べ 産地と品種の組み合わせ
蕎麦打ちはたいがいマニアック。 きょうのお江戸はなかなか。 食べ比べの場合、 粉の挽き方とつなぎの組み合わせでどうぞ、 となるけれど、ここは産地と品種の 組み合わせが売りらしい。 一枚目、益子の常陸秋そば、二枚目、笠間の
クラーナハ展
エロいエロい、クラーナハ展。 去年『春画展』が国公立美術館ではお断り、 結果細川さんの永青文庫が引き受けて記録的大ヒット。 それが今度は天下の国立西洋美術館。 ドイツ・ルネッサンスのエロは半端やないです。 美術館サイドも
横溝みゆき 個展 『集積・』
高い天井から床まで、 まっすぐに張りつめた線、 振り切った飛沫が戯れている。 天空の審判に壁が裂けたようにも、 慈愛にみちた恩寵がふってくるようにも。 絵画? 彫刻?? 音楽??? 視覚、触覚、聴覚が刺激されるあわい。
gallery T.K art 東京店オープン
南口瑞枝、細見博子ほか美魔熟女作家軍団 を擁する心斎橋のgallery T.K art が 東京は表参道に12月1日オープン。 19世紀西洋骨董の硝子工芸と現代アートが 絶妙のバランス。 通りがかったが最期、呪文がかけら
【 タイム食句】 11・26〜11・30
11・30 間違つた臓腑切りとるごとき日々 : 筑紫磐井 〜〜内視鏡から撹拌放置 11・29 柑橘のみどりの智慧につつまれて熟れゆくときはみな孤独なり : 小紋潤 〜〜殺意わくレモン絞りをやめられ
権之助坂で、せいろ一枚
ボルタンスキーの毒気が強すぎるので、 さっぱりとお蕎麦。 庭園美術館から権之助坂へ。 彼の芸術は一貫して、匿名の個人の死と記憶。 そうだよ、蕎麦打ち師はじめあらゆる料理人は 匿名であってこそ。。。 シンプルに、せいろ。