あ〜しんど。落語の奥行の深さに心底まいった。最後は 夢落ち。映画、小説なら禁じ手。すべてがしらけてしま う。談春の凄さは<夢にしとかな。せやけどほんとのと こは>と後引く。カインとアベルの変奏曲として聴いた。 http:
カテゴリー: セサミ日記
京の着倒れ 江戸の食い倒れ
『くいだおれ』廃業。江戸時代の諺をひっくりかえして <大阪は食い倒れ>を定着させた歴史的文化貢献。創業 者のみならず今の女将も芸人以上の才人。せやのになん で『くいだおれ』に名物メニューがなかったのか不思議。 http:
船場の家訓 : 和田亮介
「金」という字は<人ニハ?一>。人には辛抱第一。た ていちを辛抱と読ませんのは凄い発想やなぁ。「商いは 牛のよだれ」なんかは天満のうちの親父もようゆうてた けどね。「おかげさんで」「損して徳とれ」の商人哲学。 http:
やせ茶王 : ちちんぷいぷい物産展
阪急催事。テレビ連動の企画大当たりで大盛況。繁昌亭 横丁和田萬は今回お茶のサービス。ゆうても<やせ茶王> の試飲でっせ。これがネーミングもうけてえらい売れて ます。ゴマの葉配合で実際すごい効果が実証されてます。 http
キム・ホノ : 土瓶
どび〜ん、声にだしてなんやおもろい響き。キム・ホノ の土瓶は遊び方が半端やない。形も色も一見滅茶苦茶。 調和なんて意味ないやんか、という意志が漲ってる。同 じもん作ってゆうてもできるもんやない。これも出会い。  
ゴマの秘蜜 : ちちんぷいぷい物産展
阪急催事。今回わだまんは『繁昌亭横丁和田萬』の看板 で『ゴマの秘蜜』が一押し商品。蜂蜜から<秘蜜>やね んけど案の定担当者にわざわざ<秘密>と訂正されてち らしが印刷され看板も間違い。ぷいぷい怒ってまんねん。 http:
今道子 : 写真集『Michiko Kon』
知人が引越することになってすっかり忘れていた本が手 元に戻ってきた。手にずっしり。10年前に受けたエロ スの触感がフラッシュバック。あらためてみればグロテ スクな眩暈もおとぼけユーモア。やっぱり笑いとエロス。 http:
蕎麦粉<手挽きメッシュ> : 高山製粉
細かい粒子の蕎麦粉は10割でも簡単に打てるが香りが ない。『てる坊』から試しに1kgわけてもらう。粒子 は相当粗い。手挽きと同じような粒度分布に仕上げた新 タイプ。打ち上げた蕎麦に淡い緑がひそんで香りも強烈。 http:
『おとなの味』 : 平松洋子
食いもんエッセイなら開高健、山口瞳のサントリーコン ビの時代があったけど今時は勝見洋一と平松洋子。『買 えない味』は上質の詩集。『おとなの味』は向田邦子を 彷彿とさせる短編集。日本人の暮らしを活写。舌をまく。 http:
冬虫夏草 : 南方熊楠
鹿屋で<冬虫夏草>培養を見学。8万個の培地に菌が増 殖。ぞわぞわ。けったいな菌といえば熊楠。<のんじた け>として研究してる。冬眠中の虫の体内にはいりこみ 栄養を吸い殺しその死骸からはえる茸。シュールな悪女。 http: