関西のユニークな企業を紹介する新聞。5000社を超 える取材企業の中で、10社を選んでDVD版。和田萬 も”改革し続ける老舗”として、いちびり精神で登場。 <ごまやん>の着ぐるみの出番が回ってきてよかったぁ。
カテゴリー: セサミ日記
<やまなか> : 旬菜そば
せいろか鴨汁。これで通すのもええけど関西の蕎麦シー ンは汁ものの工夫を楽しまんと。きのこ類がたっぷりの あんかけ仕立て生姜添え。なつかしなぁ。そぞろ寒の秋、 ぬる燗やりながら蕎麦をアテにするのも、たまにはええ。 &nbs
『神の棄てた裸体』 : 石井光太 著
イスラム社会、それも徹底して地獄よりむごたらしい底 辺部を<性>に的をしぼって肉弾取材。今この瞬間、こ んな凄惨な現実が同時進行してるんや。かなしゅうてお かしい。タフネスな魂の若者のこれからの行動が楽しみ。  
パティスリー カナエ : マカロン
マシュマロは食うてもマカロンなど男の食うものではな い。京都で偶然通りかかってつまみぐい。カラフルな殻 にはさまれたしっとり感に舌が反応。黒ゴマ独特のクセ がしなやかなコクに。山椒は個性が解け合って後を引く。
国立新美術館 : 黒川紀章設計
<国立新>やのおて<新美術>。できたての頃えらい行 列と聞いてパス。その間に黒川はんは死んでしまわはっ た。これだけの男の晩年は落魄願望が裏返り真逆の発狂 願望に犯されたんやろか。かなしゅうてやがておもろき。
『もやしもん?』 石川雅之 漫画
舞台は東京農大。先週ここでゴマ科学会があったばかり。 ついキョロキョロ、漫画イメージを探る目つきに。<も やし>とは日本酒原料となる<たねこうじ>のこと。菌 や発酵の勉強になるけど、女のキャラの区別がつかへん。
<竹やぶ> 六本木ヒルズ
柏本店、箱根店も遠路経験済み。お昼に<ちょっとおま かせ>を注文したらおふたり様からなので、と断られた。 お酒をもらってせいろ1枚だけ。コストパフォーマンス からみれば蕎麦は高級フレンチ以上。ここが最たるもの。
『「粉もん」庶民の食文化』 熊谷真菜 著
恐れ多くもわだまんメルマガに辛口コラムを連載しても ろてます。歴史的快著「たこやき」は軽く扱われる素材 を社会学の対象とした京都学派の流れを正当に受け継ぎ、 新作はさらに深化。ただ今あちこちで<コナ博>開催中。
<ばったり講座>和田萬繁昌亭横丁店
開業して10ケ月。<ばったり>利用してゴマのお話。 神戸市のシルバーカレッジのメンバーが6人。ゴマ畑へ の3度にわたる農家訪問や企業学習を重ねて業界人より 研究熱心。こんな形でじわじわ広がって、なんや嬉しい。  
ベルリン歌劇場『トリスタンとイゾルデ』:NHKホール
指揮バレンボイム。ワグナーの官能性を象徴したのは主 役よりルネ・パケ演じるマルケ王。天使というより瀕死 の大鷲を連想させる舞台が潜在鬱屈する情念をぬらぬら と暗示。5時間、混沌としたワグナーに揉みしだかれる。