なぜかいつも元永さんが消えては飾ってある『中尾松泉堂』、 おむかいだった『リーチアート』さんがお隣に。 藤田の小さな職人たちが睨んでます。 <かっぱ横丁>から<うめ茶小路>へ古本街がお引っ越し。 鮨屋の仕上げの胡瓜巻きか
カテゴリー: アート周辺
ハンネ・ファン・デル・ワウデ
匂いが皮膚の穴穴穴からしゅわしゅわぁ 枯れ葉を敷き詰めた会場、 狭い空間もあって嗅覚刺激度が視覚を圧するほど。 無意識に手でつかみあげて香りを吸い込んだ、何度も。 写真:ハンネ・ファン・デル・ワウデ KYOTOGRAPH
『家族の肖像』
学生時代に昂ぶった映画のポスターに フラフラと誘われてしまう。 ヴィスコンティ『家族の肖像』 エンディングのスタッフクレジットに重なり、 バート・ランカスターがベッドで息を引き取るシーンだけは かすか残像としてあったが、
仁智 : 創作落語集成
かくれ仁智です。 べつに隠れることないけど、 仁智自身がマスコミにでることに興味ないから。 江戸に対する上方、てゆうより関西エリアでも 京都とはちょっと、いや、だいぶ違う大阪特化型。 それがどうしたんやろ。 <創作落語集
『はなしか宝塚ファン倶楽部』
繁昌亭にいけば、落語にあらず宝塚。 『はなしか宝塚ファン倶楽部』公演。 寄席+宝塚のみならず、寺山修司的要素もたっぷり。 歌舞伎、お嬢吉三の 男>女>男の三重の倒錯の構造もたのしめる。 座長は桂あやめ。 生喬、生寿、米輝
『木 ✕ 仏像』特別展 @大阪市立美術館
アールヌーボーに、 ごめんなさいといわせてしまうこのライン、どうよ。 彫ったのは、玄海さん。 木には神さんが宿ってる。 そこから仏さんを彫り出すということは、 一本の木から神と仏が顕れる 神仏混淆の日本オリ
『WAR IS OVER! 百首』南輝子個展 @ギャラリー島田
マーク・ロスコの赤が彼岸をのぞく赤というなら、 南の赤は生命の源から光いずる赤、 あかむくれの魂の赤である。 ジャワ・ジャカルタの虐殺によって あらかじめ失われた父となったその遺伝子には 「シユツサンイカガイカニナヅケシ
『曜変天目茶碗』藤田美術館
こどもの日には逆張りで大人の藤田美術館へ。 鑑定団で話題となった『曜変天目茶碗』は 目玉というよりあくまで展示のひとつ。 奈良の舞楽面、平安の高野切れ、鎌倉の玄奘三蔵絵、 北魏の釈迦三尊、南宋の墨跡・・・ いやあ、この世
熊谷守一 @香雪美術館
天の川わたるお多福豆一列 熊谷守一の前にたつと、 いつも加藤楸邨の晩年のこの句をイメージする。 水滴や蟻のシンプルさが ゾロゾロ一列のお多福豆にみえてくる。 今回の香雪美術館展示では、 守一には珍しい『龍虎図』がある。