未曾有の嵐が夕方劇的にやんで、やませて、 用件がかたずいたので、一緒に軽くメシでも。 この辺にイタリアンでお好み焼き屋みたいな、、、 『豚玉』、3月に閉店してたんや。 では中華『BOONEYS』へ。着いたら定休日。 基本
カテゴリー: 食べ歩き周辺(食材・お店)
葱を切っている。 リズミカルに、
カウンター越しに女性スタッフ(奥さん?)が 葱を切っている。 リズミカルに、ずっとずっと、一心不乱。 こんな店はうまいに決っている。 13:30。 お昼に客がいっぱいで対応に追われ、 夜の部のためにいま大量の葱を用意して
虫養いに蕎麦
小腹がすいたとき、ちょっと虫養いに。 最近はいわへんようになった。 蕎麦にはあんまりつかわんけど、 たまたま街なかにあるお店で すだれ、御簾、竹っぽい虫籠みたいな 蕎麦屋にまぎれこんでしまうと、 虫気分になって蕎麦たぐっ
シャガ群生の森のお蕎麦屋さん
この1軒の蕎麦屋にたどりつくには、 1時間、シャガ群生の森を彷徨わなければなりません。 春の花見、秋は紅葉狩りと山をたずねても、 おもいめぐらすのは人の世のこと。 手付かずの森では原初生命体の菌になるしかない。 潔さに身
『三絃の誘惑』『蓼喰う虫』
文楽三味線の鶴澤藤蔵にまいってしまうと、 『三絃の誘惑』を読みたくなって、 すると谷崎の『蓼喰う虫』が語られて、 蓼酢から鮎が食いたくなった。 1週間ほど前、通りがかりに一見ではいった 居酒屋の魚がうまくって、そこの黒板
シェフの絶妙のスパイス
もの食うたのしさ。外食はなおさら。 料理を食うは食材を食うことと、料る人を食うこと。 料理人その人がどんなスパイスをもっているかにかかる。 30年来になるシェフ、4月に新規開店で久々に。 若い頃に自身のオーナー店をミナミ
突然ですが5月に閉店します
「突然ですが5月に閉店します。 6月からシンガポールであらたなスタートです」 びっくり。20年の割烹繁盛店がなんで。 名残の蛍烏賊、河豚白子の碗蒸し、 走りの稚鮎、初鰹、そして最後に ふだんは打たない蕎麦が特別に。 息子
桜鯛の加太漁港
桜といえば桜鯛といえば、 そうだ加太にゆこう。 うろこの唐揚げ、酒がすすむ。 骨を煮込んだスープ、どうよこのコク。 〜〜 これどんな料理?なんてきかんといて。 とにかく食べてからきいて 〜〜 うちは鯛、加太は鯛の港やねん
別格の蕎麦狂人
古墳をめぐりながらのお花見。 いにしえから散りつづけてきたような想いにとらわれるが、 染井吉野の寿命はわずか60年とか。 ふと見ると蕎麦屋の看板、名前に覚えがある。 もっと辺鄙なところにあったような。 くぐり戸をあけると
窓からコインランドリーがみえる
春雨に灯る自販機濡れて立つ 通い慣れたビストロがしばらくお休みに。 通りに面した大きな窓から、 コインランドリーがみえる。 都会のややお疲れ気味のくらしを 3時間で切り取ったドラマがはじまる。 毎回違った主役が違った物語