1105 恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信田の森のうらみ葛の葉 : 狐葛の葉 〜〜蘆屋道満大内鑑・葛の葉子別れの段 1104 秋かぎりといふ守衛ゐる画廊かな : 能村登四郎 1103 われ忘
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句 】 11・01〜11・05
11/5 タイカレーのラムは骨付き銀杏散る : 藤原敏史 〜〜醤油嫌いでニョクマム育ち 11/4 別れたと遠くに聞いてあのひとのニッカの壜を棚に眺めつ : 蔦きうい 〜〜髭面で達磨の笑い麦畑 &nb
【タイム食句】10・26〜10・31
10/31 生麺麭の死への睡りにふりかくる罌粟の實この世のほかの叡智 : 塚本邦雄 〜〜末端より痺るる気配枝状に 10/30 尿道を尿通りゆく案山子かな : 林雅樹 〜〜大鴉きて尻に嘴
【 タイム食句】 10・21〜10・25
10・25 獣肉を男同士で喰ふことの罪╱そののちのあひみての罪 : 小佐野彈 〜〜膝つきて喉元深く罰を受く 10・24 もう種でなくまつさをに貝割菜 : 永田耕衣 〜〜繭の少年そろそろでようか 10・23 「ブロッコリー
食句塾 季刊誌62号
食句塾 季刊誌62号 ワイワイガヤガヤ時間 ・恥ずかしいものを花野に置き忘れ : 飛白 ・豆ご飯父の茶碗で食べる母 : 咲也 ・生身魂僕の定食だけこない : 主水 ・ゆきずりに冷やしトマトにされました:
【 タイム食句】 10・16〜10・20
10・20 蕎麦よりも湯葉の香のまづ秋の雨 : 久保田万太郎 〜〜しっぽくあればそれと熱燗 10・19 上顎に桃の天然水触れて立ち現れる不可触の桃 : 吉岡太朗 〜〜透明のコーラでうがい吐き出し用 10・18 梨に楊枝U
【 タイム食句】 10・11〜10・15
10・15 病みませるうなじに繊きかひな捲きて熱にかわける御口(みくち)を吸はむ : 与謝野晶子 〜〜南極の放置されたる護謨人形 10・14 秋冷や粥にそへたるちりれんげ : 三橋鷹女 〜〜ずぶとりは振りはかなに揺れる
・恥の多い冒頭ですが新走 : 主水
食句塾 10月例会 第229回になる。 今回も新人が初参加。今年になって2名増えた。 といっても全員揃っても15名。 こじんまりして句会には最適の人数だ。 ほかの句会では無視されるような2句が 最終の天の句の決戦選考にの
【 タイム食句】 10・06〜10・10
10・10 モナリザに八重歯とろろ汁好きそう : 三好飛白 〜〜口角上げる日々のたしなみ 10・9 別れたと遠くに聞いてあのひとのニッカの壜を棚に眺めつ : 蔦きうい 〜〜モルトからもっぱらバーボンハイボール 10・8
【 タイム食句】 10・01〜10・05
10・5 口づけは肉と肉との戦いでレモンの味がするはずもなく : 川谷ふじの 〜〜血混じりの痰のむ覚悟昂る夜 10・4 血の音の昂るままに栗打つや : 堀本裕樹 〜〜カフカの城をモンブランする 10・3 肉まんを鋼箱はが