03・10 玉の輿って四股名の力士にお姫様抱っこされたい女性になって : 小坂井大輔 03・09 百円眼鏡かけ百歳の春が見ゆ : 遠山陽子 03・08 おとうとの通知表だけ見る祖父のライカのカ
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
<遊行一句 −2027> 2027/03/01~03/05
2027/03/05 梅田地下這ひ出て眩し啓蟄日 : 山下幸典 2027/03/04 仮病という不治の病よ春炬燵 : 宮崎斗士 2027/03/03 麗かや眠るも死ぬも眼鏡取る : 小川軽舟
<遊行一句 −2026> 2026/03/01~03/05
2026/03/05 なつかない犬と花粉を運びます : 高田亀歩 2026/03/04 湯から四肢上げればそこに掻き消えしこの世に占めるわれの容積 : 太田二郎 2026/03/03 黒髪の根
<遊行一句 −2025> 2025/03/01~03/05
03・05 もの詣で もの語 ものものしい ファミリーマートで「もの」を購う : 大滝和子 03・04 小窓から紙コップすみれ病院 : 桃化 03・03 複数のことが同時に起きている 水田沿い
<飲食一句 2027> 2027/03/01~03/05
2027/03/05 きぬぎぬのあさつきぬたの柔らかき : 小津夜景 2027/03/04 まだ麻酔残る口中春の雷 : 井上弘美 2027/03/03 歪なる皿も手作り蓬餅 : 山越桂子 &n
<飲食一句 2026> 2026/03/01~03/05
2026/03/05 フライパンの底に焼飯くっつくを限界と見てフライパン買った : 奥村晃作 2026/03/04 学食の半地下の窓辛夷の芽 : 野崎海芋 2026/03/03 この部屋にあな
<飲食一句 2025> 2025/03/01~03/05
03・05 キシキシと春のキャベツを解くなり : 中田剛 03・04 透けてゐる本音はわづか マヨネーズ絞りきるまでまだ少しある : 石川美南 03・03 厨房に貝があるくよ雛祭 : 秋元不死
<アートな一句 2027> 2027/03/01~03/05
2027/03/05 紙の雛折りて少女の虚言癖 : 川原風人 2027/03/04 囀れる言葉狩りまた許されて : 花尻万博 2027/03/03 経糸と緯糸が見え古雛 : 小野あらた &nb
<アートな一句 2026> 2026/03/01~03/05
2026/03/05 時計欲るこの春何か大いなるものにふれむ豫感す 空は空(くう) : 水原紫苑 2026/03/04 春ひとり槍投げて槍に歩み寄る : 能村登四郎 2026/03/03 I
<アートな一句 2025> 2025/03/01~03/05
03・05 えんぴつ一本どれだけの蝶描けるか : 小池康生 03・04 古い夢にきょうは新しい人がきてそっとヘッドフォンをはずしてくれた : 左沢森 03・03 折りあげて一つは淋し紙雛 :