05・15 蹂躙がない やわらかな菓子パンのそれも一番やわらかな場所 : 中澤系 05・14 初胡瓜まづ俎に水流し : 小檜山繁子 05・13 このをんな桜桃剥きてあえてゆく果汁のすこし酸ゆき
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
<アートな一句 2027> 2027/05/11~05/15
2027/05/15 余花の雨戯画のうさぎに会ひにゆく : 田口紅子 2027/05/14 金雀枝や基督に抱かると思へ : 石田波郷 2027/05/13 百万本の薔薇片付けてゐるところ :
<アートな一句 2026> 2026/05/11~05/15
2026/05/15 卯の花腐し鼓が一つあつたなら : 小川楓子 2026/05/14 わが裡の画布はいつよりあらたまりこのやはらかき素描を得しや : 横山未来子 2026/05/13 笑わせ
<アートな一句 2025> 2025/05/11~05/15
05・15 世の中は何か常なる飛鳥川昨日の渕ぞ今日は瀬になる : よみ人知らず 〜『古今集』 ・・・飛鳥時代、度重なる遷都で畿内の森林は伐採しつくされ土地は荒廃。洪水、土砂崩れ。天武天皇は水源林の伐採を禁止。 〜『大地の
<遊行一句 −2027> 2027/05/06~05/10
2027/05/10 午後からは頭が悪く芥子の花 : 星野立子 2027/05/09 くたばつてしまへと言はれし奴の忌なりけり : 市堀玉宗 2027/05/08 椎若葉わが大足をかなしむ日
<遊行一句 −2026> 2026/05/06~05/10
2026/05/10 牡丹の奥に怒濤怒濤の奥に牡丹 : 加藤楸邨 〜『怒濤』 2026/05/09 幸福でありますようにってみんな祈る。雨のなか秀吉は朝鮮へ : 瀬口真司 2026/05/08
<遊行一句 −2025> 2025/05/06~05/10
05・10 無傷であることに傷つく葉桜の下あたらしい帽子を被り : 松野志保 05・09 人魂で行く気散じや夏野原 : 葛飾北斎 ・・・辞世の句。1849/05/10 90歳 05・08 山を
<飲食一句 2027> 2027/05/06~05/10
2027/05/10 ひかり降る筍掘りの背中にも : 中間一司 2027/05/09 柏餅父はあつさり母娶り : 小山玄紀 2027/05/08 空調音単調キャベツ切る仕事 : 浅川芳直 &n
<飲食一句 2026> 2026/05/06~05/10
2026/05/10 年寄が饅頭食うてこどもの日俺の狭間に夜這いしてくる : 町田康 2026/05/09 空豆は薄き二片に分かれけり : 岩田奎 026/05/08 植え込みの煙草の味も染み
<飲食一句 2025> 2025/05/06~05/10
05・10 大き蜘蛛脚もて蝶をまはし食ふ : 岡田一実 05・09 おしぼりで顔ふくことなんでわるい花は散る散る人の世は砂嵐 : 小池光 05・08 駅弁は窓に買ひたし山若葉 : 小川軽舟 &