2026/10/05 旅いつも雲に抜かれて大花野 : 岩田奎 2026/10/04 萩の花くれぐれまでもありつるが月出て見るになきがはかなき : 源実朝 2026/10/03 借りて友が万年筆
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
<遊行一句 −2025> 2025/10/01~10/05
10・05 いざよひの月のかたちに輪乗りしていにける馬と人を忘れず : 与謝野晶子 〜『常夏』 10・04 仕返しは兄がしてやる草の絮 : 吉田葎 10・03 慰めの詞も人の骨を刺す日とは知ら
<飲食一句 2027> 2027/10/01~10/05
2027/10/05 どぶろくは睾丸前にどかと置く : 渡辺誠一郎 2027/10/04 ひとりひとつづつの林檎や車中泊 : 中山奈々 2027/10/03 花オクラ下着のやうに吹かれたる :
<飲食一句 2026> 2026/10/01~10/05
2026/10/05 盛り塩のやうに置かれるスマフォかなひとりひとりのスターバックス : 大松達知 2026/10/04 胴付長靴秋鮭をぶちまけし : 今井聖 2026/10/03 スプーンの
<飲食一句 2025> 2025/10/01~10/05
10・05 下げてすぐ洗ふ食器や十三夜 : 角谷昌子 10・04 味気ない秩序が好きだ大皿に上に小皿を載せてくような : 遠藤健人 10・03 草の実の飛んで鰊が蕎麦の上 : 山口昭男 &nb
<アートな一句 2027> 2027/10/01~10/05
2027/10/05 火焔土器のなかは冥土の無月 : マブソン青眼 2027/10/04 鶲鳴くイギリス積みの煉瓦塀 : 岡田由季 2027/10/03 壜にさすすすき電気のとほる家 : 鴇田
<アートな一句 2026> 2026/10/01~10/05
2026/10/05 おびただしい黒いビーズを刺繍する死よその歌を半音上げよ : 服部真里子 2026/10/04 薄紅葉恋人ならば烏帽子で来 : 三橋鷹女 2026/10/03 芸人になりた
<アートな一句 2025> 2025/10/01~10/05
10・05 オルガンの奥は相撲をするせかい : 鴇田智哉 10・04 窓越しに窓が見えてる わりと繊細な人なのかもしれないね : 佐クマサトシ 10・03 秋風の日本は排除ベンチかな : 関悦
<遊行一句 −2027> 2027/09/26~09/30
2027/09/30 びいと啼く尻声かなし夜の鹿 : 芭蕉 〜笈日記 2027/09/29 ひんがしに霧の巨人がよこたわる : 夏石番矢 2027/09/28 曼珠沙華かなしみは縦横無尽 :
<遊行一句 −2026> 2026/09/26~09/30
2026/09/30 硫黄もて焼かれしソドム、曖々と若者の耳ふかき蝸牛管 : 塚本邦雄 〜『水銀伝説』 2026/09/29 渡り鳥近所の鳩に気負なし : 小川軽舟 2026/09/28 少し