09/15 伊吹吾郎の鼾、花園妙心寺黄鐘調(わうじきてう)の鐘と競へよ : 塚本邦雄 〜『約翰傳偽書』 09/14 たてがみを刈り たてがみを刈る 愛撫の晩年 : 高柳重信
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遊行一句 −2024】2024/09/06~09/10
09/10 眠気そのものに体吸はれてゆくやうな眠たさをゆうぐれかけて眠りぬ : 山下翔 09/09 高く買わされたさお竹だがトンボがよくとまる : せきしろ 09/08 わが指の頂にきて金花蟲(たまむし)の
【飲食一句 2024】2024/09/06~09/10
09/10 新米に諸手を埋めし快楽かな : 久保純夫 09/09 天國泥棒愉しからずやたましひは牡蠣と椎茸のパスタのうちに : 水原紫苑 09/08 空に満月くちびるにウエハース なかはられいこ 09/07 感
【 アートな一句 −2024】2024/09/06~09/10
09/10 月に躁ぐわが細胞や六十兆 : 池田瑠那 09/09 タクシーで都会を拾うその映画を観る前から好きだった気がした : 左沢森 09/08 部屋いつぱいに広げし海図小鳥来る :
食句塾季刊誌 秋号 :お話サラダ
『夜と霧』を読む 大象 30代に読んだ本を70過ぎて読む。これほど新鮮な感動はない。 『百年の孤独』をコロナ最中に再読した興奮を今一度、今回はイス ラエルのガザ大虐殺の最中に『夜と霧』を再読。 『心理学者、強制収容所を
【遊行一句 −2024】2024/09/01~09/05
09/05 天高し部室の裏に洗濯機 : 金子敦 09/04 12時のサイレン響く畑ではじっちゃんばっちゃん一斉に反る : 可奈美 09/03 稲妻やうつかりひよんとした顔へ : 一茶 〜『七番日記』 09/02
【飲食一句 2024】2024/09/01~09/05
09/05 ひらたけのレモンバターの大量のとことん自分を甘やかすべし : 大口玲子 09/04 新涼や潮の音する塩饅頭 : 田彰子 09/03 秋の齒をあてれば雫滂沱たり泪たり 梨、亡き
【 アートな一句 −2024】2024/09/01~09/05
09/05 この森で軍手を売って暮らしたい まちがえて図書館を建てたい : 笹井宏之 ・・・たまたまの旅で。 鄙びた地で凛とした小さな旅館、 「あの丘に図書館を創るんです、世界的な建築家に手紙を出して設計図も出来上がっ
memo -0901
*追憶を弄う *さやる:障る 1 何かにひっかかる。さわる。 ; 2 妨げられる。 ; 3 差し支える。支障ができる。
【遊行一句 −2024】2024/08/26~08/31
08/31 ただ一筋 父の胸毛の白かりしこと 思ひいでて 眠りゆくなり : 岡野弘彦 08/30 人殺しして來て細い糞をする : 中村冨二 08/29 「人間で言うと何歳」とか知らん 猫