都に春のやわらかき雨、しばし濡れるも愉し。 やまぬ気配に雨宿りして、〆張鶴で一献。 よおしゅんだ けつねうろんに馴染む舌 京の稲荷に騙されている =北大路 おがわ=
カテゴリー: 蕎麦周辺
出雲 割子そば
八雲たつ出雲の社、 雨は霙にかわりて、いそぎいそぎて 参道をはずれ、地の暮らしの路地つきすすめば 横尾忠則風三叉路の角に蕎麦屋あり。 名物に旨いものなし、 の諦めは良き方にはずれて、 香り高き手打ちの割子三枚。 ころあい
凡愚 太切り蕎麦
なんじゃこれ。 いちびってたのが20年前の太切り。 いまや堂々たる風格。 きょうは熱盛りで。 お酒のアテに噛み締めながら。 天の酒 1杯め アテについてくるのが、 和歌山のとれとれしらす。 お昼やけど、ついお代わり 2杯
蕎麦屋、究極のミニマリズム
もりそば 500円 メニューはこれだけ。 ねぎもわさびもなし。 見よ、この潔さ。 蕎麦屋、究極のミニマリズム。 この時期だけ、植田塾長自ら栽培する 辛味大根があります。 緑大根、紅大根。 もちろん、掘り出す大根が 無くな
藤乃で鴨汁
新福島にできた蕎麦屋がうまい。 そうきいてから、国立国際美術館の帰りには 寄ろう、と思いつつなかなか。 やっと、グルスキー展の帰りに。 鴨汁のあぶらのコク。 一瞬うしろにのけぞる。 うまい。 藤乃。
『からに』で昼酒と蕎麦
『からに』で昼酒と蕎麦。 ずいぶんとひさしぶり。 ご主人に、 もう何年? 10年になります。 そお、できてすぐの頃、きたんやけど、 あれはもう8年ぐらい前やったんかぁ。 箸置き、七味入れ、小皿、ぐい呑、 そんなちっちゃな
『 蕎麦切り 酒 大愚 』
全くしゃべらない。 入る前にひとこと 「お酒飲まない人はだめなんですけど」。 カウンター7席。 ご主人ひとりですべてを。 酒、蕎麦、何も語らずとも、 厨におかれた 卵焼き器と鰹節削り器の しぶい黒光りが雄弁。
『芦屋川むら玄』に
『むら玄』。 有馬はなんどか食べていますが、 芦屋川ははじめて。 ご主人が急に亡くなられてもう1年に なるでしょうか? 蕎麦屋さんを始められてまだ10年は経って いないでしょう。オープン1カ月前に遡ります。 そのころ、わ
一会庵さんでそば切り
一会庵さんでそば切り。 そばがき、そばぜんざいはあるけど、蕎麦だけでいうと一種類だけ。 いさぎよいよい。 あれれ・・・よおくみまわすと、器、オブジェすべてが 市野雅彦さんのもの。 <あいつ、ぼくの小学校から1年下ですねん