『罪の声』 塩田武士 グリコ・森永事件 恐喝につかわれた録音テープに子供の声があった。 三人のちがう子供がかかわっている。 その声の事件後の人生に焦点をあててものがたりは展開。 1972年 あさま山荘事件 1974年 武
カテゴリー: 本 周辺
三冊のユダヤ本
年末に養老孟司『身体巡礼』を読んだときに 『日本人とユダヤ人』と『私家版・ユダヤ文化論』を 紹介していたので、ことしはこの二冊のユダヤ系から。 アマゾンの古本で注文したら、 まちがって『ユダヤ・プロトコール超裏読み術』な
『考える人』 山田航 朝倉かすみ
『考える人』 59号 <ことばの危機、ことばの未来>特集 山田航が「一種類の母音だけで構成されている言葉」について。 ア段、変わらなきゃ、払わなきゃ、からかわなきゃ、 から始まって会話文も構成。 これはすごい大きな韻文詩
2016年 年間ベスト10 【書籍】【芸能・エンタメ】
2016年:ベスト10 【書籍】 1: 狂う人 ・ 梯美智子 2: 悲しみの秘義 ・ 若松英輔 3: 俳句の海に潜る ・ 中沢新一、小澤實 4: 仲蔵狂乱 ・ 松井今朝子
『俳句の海に潜る』
『俳句の海に潜る』 ずばん、ぶっとい楔が打ち込まれた。 縄文から芭蕉から現代へ。おもろい。 俳句好きにかぎらず、短歌好きも読むべし。 中沢新一は『熊楠の星の時間』をよんだばかりのとこで、 そういえばきのうTVでレヴィスト
南方熊楠
熊楠の世界、 魔界の魅力ではいりこみやすいのだが、 迷路をどうすすんでよいのやら。 中沢新一の手を借りて、潜り込んでいく。 『浄のセクソロジー』 南方熊楠 『熊楠の星の時間』 中沢新一 海辺は陸と水との出合いの場所。
『狂うひと』 梯久美子
『狂うひと ーー 「死の棘」の妻・島尾ミホ』 梯久美子 著 島尾敏雄は異常ともいえる日記マニア。 妻、ミホもまた夫の死後も日記を書き続ける。 残された日記を詳細によみとり、 二つの狂気の塊をミステリーのように 開示してい
「十二神将變」
熊本、鳥取と地震は止まない。 室生寺も太古の室生火山帯の中心、 このような山岳幽邃の地に1400年前、 空海、最澄、修円ら若者たちが歩き回っていたのだ。 金堂は大きく開け放たれていた。 激しい雨音と風を巻き
『記紀に游ぶ』 小黒世茂
地震がつづく。 気象がふつうではない。 雨、風、が異常であれば、意識がむかう。 現在の暮らしが突然場面展開であらわれたのではない。 現代は古代とつながっている、おもってる以上に。 そのことに気付かされてくれるのが 『記紀