敗戦日である。 80年。 わずかの時間である。 ここ10年の日本の凋落はあっという間。 政治の時代、経済の時代、芸術の時代。 何がおかしかったのか。 日々の暮らしの中で、 毎日毎日検証することが大事である。 中国のウィグ
パブリックアートのメンテナンス
線状降水帯が日本上空に止まって 経験したことのない豪雨が発生。 台風ではなく、豪雨というと危機感が薄まるのか、 直島のアートのシンボルたる草間彌生のかぼちゃが 流されてしまった。 パブリックアートはメンテナンスが大変なポ
オキナワ、ヒロシマ
『オキナワサントス』 『8時15分 ヒロシマ』 二日続けて、ドキュメンタリー。 この敗戦の時期、 オキナワ、ヒロシマ、そしてアウシュビッツを繰り返し反芻する。 政治云々よりも、 人間という動物の歩みを想う。
【遊行一句 −2021】2021/08/06~08/10
08/10 流星や分数にある水平線 : 金子敦 08/09 ほのぼのとあかしの浦の朝霧に島隠れゆく舟をしぞ思ふ : 伝 柿本人麻呂 08/08 残暑とは皮のあまりし印度象 : 雪我狂流 &nb
【 タイム食句 ー2021 】2021/08/06~08/10
08/10 食べることで埋める穴 いつか読みしフランスの田舎の墓掘りの民話 : 睦月都 08/09 ガランマサラ匂へる指も夏の果 : 如月真菜 08/08 脂臭き歯の向かう側その生を飲みこみて
『The Sense of Wonder』
『The Sense of Wonder』 ヴァンジ美術館の図録。 『沈黙の春』で環境破壊に警鐘を鳴らした、 レイチェル・カーソンの感性教育の思想。 世沙弥に来られた方が、 展示中のサンゴ『Dysbiotica』をみて、
アウシュヴィッツ・レポート
アウシュヴィッツ・レポート ビルケナウ収容所 ペテル・べブヤク:スロバキア・50歳
夏祭浪花鑑 千穐楽
昨日、吉野の弥助鮨まで出かけ、 <義経千本桜>の権太と酒を呑んで。 今日は、<夏祭浪花鑑>団七の見得に酔う。 ほんま大阪は水脈深いええとこや。 千穐楽。 織太夫、身体がやわらこう伸び上がって 自在な浄瑠璃語りのスタイル。
【遊行一句 −2021】2021/08/01~08/05
08/05 血液のひそめる菌のかたちなど思ひつづけてねむり入りたり : 杉原一司 08/04 少年の裸はポルノでなく活気 : 北大路翼 08/03 ひとかけらの空抱きしめて死んでいる蟬は六本の
【 タイム食句 ー2021 】 2021/08/01~08/05
08/05 鮎くれてよらで過行(すぎゆく)夜半の門(かど) : 蕪村 08/04 くら寿司は本社が大阪にあるんだよと大切のごとくに言へり家族に : 染野太朗 08/03 まな板の裏まで濡らし西