すごい稲光り。 天空から閃光がつきささって、 高層ビルが闇の墓場となって浮き上がる。 神話的世界があらわれる。 世沙弥では毎月食事のコースに名前をつけてる。 8月は『稲妻照席』。 こんなうまいぐあいに、神鳴りがつづくとは
干瓢巻きは、虫唾がはしる
ひょうたんと干瓢の元である夕顔はおんなじ仲間やけど へちまはちょっとちがう。 加藤青果にひょうたんが並んでる。 5センチぐらいで早緑、涼しげ。 蒸すか炒めるん? いや食べへんよ、飾りや。 おもろいので、ナイフレストに使お
褌一丁で大蛸と踊る父
砂子屋書房<日々のクオリア>から連絡あり。 黒瀬珂瀾さんが和田大象の一首を批評しています。 自歌自注をブログでする恥ずかしい行為は避けてるけど、 今回は丁寧な読みをしてくれているので、 一部紹介させてもらいます。 ・ぬる
『金魚酒』はいかが。
日本酒のお客様には、ぐいのみをお好みで選んでいただきます。 暑い時期は、一合枡(上の写真)もあります。 深堀隆介の『金魚酒』というアート作品ですが、 実用で呑んでいただいてます。 リアルに金魚が泳いでる。ギョ! ほかにも
無呼吸の治療、いったん中止します。
無呼吸症候群の治療をうけている。 Cパップ。手術のあとの酸素吸入のマスクみたいなもんです。 寝るときに装着します。酸素がおくりこまれます。 きっかけは、歯医者さん。 歯の治療中でもぐっすり寝てしまいます。 「歯より治さな
中村美律子の『瞼の母』
『瞼の母』にゾワゾワ。 大向こうの掛け声もきまって、 これぞ演歌の花舞台、 ってたっぷり大盛りのおみやげ満足感を 満喫させてもらいました。 中村美律子の新歌舞伎座公演。 演歌の放つ劇的効果は、たとえば 汗腺や粘液膜や生理
ほごの煮つけを虎の尾で。
居酒屋『ほづみ亭』のカウンター。 酒は宇和島地元の<虎の尾>。 ほごの煮つけで2杯目に。 地元の魚で、かさごの仲間。 油がのってて、煮つけやったら、 のどぐろや金目鯛よりこっちに軍配。 はらんぼのじゃこ天。丸ごとすりつぶ
『凸凹神堂』、世界レベルのヴンダーカンマーに仰天
<ヴンダーカンマー>に興味があるなら 是非訪問するべき、とおしえられたのが 宇和島の『凸凹神堂』。 ヴンダーカンマーは、15世紀あたりイタリア、ドイツの 珍品蒐集マニアの<不思議の部屋>。 学術的に博物館、美術館に分類整
・乗り換えは上へ上へと大阪駅 : 三甫
『食句塾』夏号・第33 批評会 ・剥いている部屋中まるごと夏みかん :菜摘 ・20まで黒子数える戻り梅雨 :案山子 ・スリッパの左足だけ重く梅雨 :弥華藍 ・傘に入るなり梅雨の音を私す :主
蝉が鳴く、メスがほしいとオスが泣く
蝉が鳴き始めた。 ぽわぁ~んとぬるんだ大気の膜に 針穴をつついたように、 しゃわしゃわ、がきたな、というまに わしわしわしわし、と音響列車が襲ってくる。 最後は、よしよしよし、ときいて、蝉を見送ってやる。 メスをよぶため