もう20年にもなるか。暮れの28日に大きなブーケが 届く。きっかけはともかく義理堅い友人である。少々面 映ゆい。誕生日なんぞ興味がない。といいつつ石原裕次 郎、渡哲也、藤波辰爾が並ぶと、おおっ。炎の納め不動。 炎の儀式<
「ロデオボーイ」は絶好の洗濯干場
テレビ通販市場。2002年には1800億円が201 0年には4000億円となる。”セサミン”の成功は通 販にあり。痩せる健康器具を気の利いた友人から貰った のは何年前か。半乾きの下着の干し場に最適。気が利く。 『テレビ局
スキンヘッドの手入れは大変や
「風呂屋で剃ってたら誰も近寄りませんわ」。見事なス キンヘッドの御仁は某銀行の副支店長。仲間意識でつい 手入れをききとなる。電気剃刀、電気髭剃り、二枚刃の 三段構えで剃る。2日もたへん。無精もんにはむかへん。 手を使って
M−1グランプリはスリリング
サンドウィッチマンの登場シーンがMー1を決定づけた。 今年、パンクブーブーでM−1はステージを完成。この 2組を鮮やかに登場させたM−1の第1回は中川家やけ ど、吉本背景の逆差別評価が可愛そう。進化し続けてる。 M−1グ
『ギャグゲリラ』から抜け出してきた男、発見
天満某所で忘年会。笑うセールスマン顔を赤塚ギャグで フニャラケタ感じで、実に愛嬌がある人物。家族の物語 をはじめたら、まさにギャグゲリラ実写版。大阪の街に はこんなんがまだゴロゴロおるんやろね。人生ハッピィ。 『週刊文春
『ゴマスリ行進曲』を忘れてました
ラジオのゲストにでた時「一曲リクエスを」といわれた。 咄嗟にでなかったが、あとで植木等の”ゴマをすりまぁ 〜しょ”を急におもいだした。スーダラ節はじめ、青島 幸男と植木等の一連の歌はフリーダム精神にあふれてた。 『ゴマス
『今おもしろい落語家ベスト50』
お江戸ライブは機会がないから結果の順位に興味がわか ない。<桃月庵白酒>という初耳の若手だけはおもろそ う。今年は談春と鶴瓶のライブに限定したので、来年は 繁昌亭で秘かに爪を磨いている若手落語家をみつけたい。 『今おもし
鮪、鰹は赤身というが、鮭は赤身といわぬ
わだまん『肌麗玉』の赤色はアスタキサンチン。これは 鮭だけの特殊な色素。鮪などの赤身はミオグロビン(色 素タンパク)が多いもの。体内で多量の酸素を効率よく 運ぶ長距離移動魚である。鰻かて長距離ちゃうのかなぁ。 『築地魚河
癪観音の干柿、修験者も食べたやろ
干柿を戴く。紐で結えたまま10個がつながっている。 <ほりこし 癪観音>と書いた銀杏の葉が一枚。熊野に 至る行者道にある。これが素朴の極みにあるとすれば、 対局は『丸留』の干柿。鄙なるが良し。洗練も又うまし。 癪観音の干
食句塾でも敗者復活のグランプリ
食句塾忘年会。年間大賞選考。2次予選通過17句。最 終では各自が推薦の熱弁をふるう。「春不安フランスパ ンの乾きなど」に玉庵は詳細な分析で読みをガラリとか えた。句がたってきて見事浮上。だから句会はおもろい。 食句塾 h