喜界島の白ごま、丹波の黒ごま。穫れたてが入荷した。 スペシャル版は工場での大量生産ではなく、毎日少量づ つ手作業で煎る。愛情をこめればぷっくりとふくらむ。 2人前程度なら焙烙がいい。ちょい焦げムラが香ばしい。 (白喜界)
新米 : ごまごはん :平松洋子
新米がやってきた。うきうきとして土鍋で炊く。意外に 簡単。一杯目はツヤツヤを舌にのせる。二杯目は新胡麻、 黒丹波をすり潰してをどっさり混ぜ合わせる。たまたま 平松洋子さんの本を開いたら<ごまごはん>のエッセイ。 (『忙し
麺は打ち手のこころがはいりこむ
この3日間、麺オンリー。白庵=ひやひやとちく玉天ぶ っかけ2杯。隠岐=ざるそば。蔦屋=もりそば。蓬莱本 店=酸辛湯と細切り麺2杯。星=なめこおろしそば。三 佳屋=梅山菜うどん。どこも打ち手の魂が麺に活きてた。 隠岐htt
世沙弥 : わだ家 : 心斎橋和田萬
和田アキ子プロデュースのお店はお初天神の近く。さす がにここと間違う大ボケはおらんけどよおゆわれるのは 堺にある一軒家レストラン。隠れ家的、萬の文字まで一 緒の名前と条件が似てる。和田萬ではなく胡麻のセサミ。 (世沙弥)
太田熊雄 : すり鉢 : 北野勝彦
すり鉢といえば小石原焼。わだまんHP掲載の太田熊雄 作に問い合わせあり。高台に<平成元年北野勝彦ー熊作>。 太田先生から北野先生に贈られたものをその風格に惹か れて強引に譲っていただいた経緯がある。器にもドラマ。 (太田
オクソン : 加藤ヒロユキ : 里見英子
わだまんの医学アドバイザーである里見先生とオクソン へ。ゲスト歌手は先生の知人ということもあって出かけ る。 狭い空間で朗々たるカンツォーネを聴くと酔いも醸 されていく気分。オクソンのバルサミコ酢は屋上自家製。
前田金彌 : 人形 : 大阪高島屋
シモンやジュサブローの人形も飽きないけどたまには伝 統工芸派の林駒夫がしみじみとよくなる季節がある。久 しぶりに金彌さんの個展が大阪で。いつもとちょっとち がう作品<風神>と<雷神>。一本角の風の子、雷の子。 (前田金彌
『奇天烈食道楽』 : 村松友視
通好みのヒネリ技の最後に意外や正論。食環境の異常事 態の中で原理原則を貫き通すのは不可能。失われつつあ る<作り手の良心と受け手の厳格さ>。この双方に過剰 すぎる警鐘を鳴らしても効果なし。されどなお叫ばねば。 (本)ht
『自分さがしの般若心経』:公案:禅問答
公案、よくいうところの禅問答の例。「木の枝を口には さんで樹にぶらさがっている男に、禅とは何か?と問う。 答えなかったら無視したことになって失礼だし、答える と口が開いて樹から落ちて死んでしまう。さぁどうする?」&nbs
カラスコ : 兼本浩史 : 塩飽諸島
カラスコをご存じか?国産唐辛子仕様のタバスコ。奇人・ 兼本は僻地の名物を捜しだして世に送り出す達人。ごま やんが塩飽諸島でゴマ栽培のきっかけは島おこしに誘わ れたから。C級グルメ食堂食べ歩きは<絶対の舌>の証。