食句塾 11月席題大会 *タッパウエアーのような部屋 *ミサイルと蒼天わたる鳥 *脹脛と冬うらら ザムザ・パゾリーニ・羽釜・箍が外れる・バスセンター
訪れは音連れ
残響1秒に設計された空間では、 波紋音(ハモン)のミニマルな音のゆらぎが ふくらみを孕んでつぎの音をまねきよせる。 さながら、天空から大海からの客人(まろうど) の訪れに立ち会う瞬間。 訪れは音連れ、と折口信夫は解く。
【遊行一句 −2022】2022/11/01~11/05
11/05 うらを見せおもてを見せて散るもみぢ : 良寛 〜良寛74歳(1831) 辞世の句 11/04 眠るひとを見るのが好きで見ておけばつくづくと眼は球体である : 大森静佳 11/03
【 タイム食句 ー2022 】2022/11/01~11/05
11/05 深秋の街より帰り姉さんと呼びたき大き柿ひとつ食む : 小島ゆかり 11/04 ジョブス死す欠けし林檎に露の玉 : 西澤日出樹 11/03 背高の鳥の停止してをりて不可思議のときわれの晝餐 : 森岡貞香 11/
メモ 11月 -01
* 準える=なぞらえる * 踠く =もがく * 虔しい=つつましい * あおぐ=あふぐ * なからい=人間関係 * なまなかな=生中・生半 * 敗れつづけている
弘道館へ。
弘道館へ。 和菓子展の初日でした。 老松のご主人、太田様の案内で 茶席も楽しませていただきました。 秀吉愛蔵の茶碗でお薄を。 朝鮮出兵で引き連れてきた陶工のものか。 毛利家に入り、萩焼の祖、坂高麗左衛門となる流れ。 現代
我休さんのアトリエへ
我休さんのアトリエへ。 新作の菩薩様、阿弥陀様と 鎌倉から江戸時代の仏像修復。 この2本柱は写真撮影不可なので、 かわいい童子をアップ。 仕上げまでヤスリは使わず、 全て彫刻刀によることで肌理の艶が。 #宮本我休
ハモン演奏会
永田砂知子の奏でるハモンは宇宙唯一無二。 漢字で波紋音。確かに静謐な水面をわたる音楽、 しかしそのタルコフスキー的イメージに 惹きづられるよりさらに根源的な 音の粒子の粒だち、煌めき、誕生と消滅。 演奏にはさまれるトーク
【遊行一句 −2022】2022/10/26~10/31
10/31 あけぼのの沖を眺めむきみがためいざ紺青の菊咲き匂へ : 塚本邦雄 ・・・後鳥羽帝、承久の乱に敗れ隠岐へ配流。 この時、42歳。 10/30 秋の夜は剃刀の刃がくすりと嗤ふ : 三橋鷹女 10/29 神無月ふり
【 タイム食句 ー2022 】2022/10/26~10/31
10/31 晩秋の午前一時にたこ焼きチン : 朝倉晴美 10/30 原不安と謂ふはなになる 赤色の葡萄液充つるタンクのたぐひか : 葛原妙子 〜『葡萄木立』 10/29 ラーメン舌に熱し僕が