02/05 倖せを疑はざりし妻の日よ蒟蒻ふるふを湯のなかに煮て : 中城ふみ子 02/04 試しみる鮫のエキスと蜆汁(オルニチン) : 菊田一平 02/03 鳥の卵ひとつのみほすあけぼのへ冷
『荘子』
『荘子』 紀元前300年 戦国時代 宗 ・・紀元前11世期に<殷>が滅び<周>が興る。 殷の遺民がまとまって住んだ地域が<宋>。 平家の落人集落のような。差別的。 *たまかぎる *無何有の郷:時間も空間も音も無い *命と
雀太、枕の革命
雀太「粗忽長屋」 もう10回体験したけど さらにさらにとんがって。 それよりもビックリはマクラ。 コロナ体験を小ネタにばら撒かず、 しっかりした構成の新作短編の噺に。 枕の革命。
【 アートな一句 】2023/01/26~01/31
01/31 鳩サブレの缶は優秀をさなごの塗り絵、ノートをすつぽり納め : 佐藤モニカ 01/30 雪雫譜面に記したくなりぬ : 田中貞雄 01/29 漫画家のともだちとする絵しりとり おとなのわたしたちの点滅 : 橋爪志
【遊行一句 −2023】2023/01/26~01/31
01/31 神すらも心ほそりて眠るならむ枯山の土に雪ひびきくる : 岡野弘彦 01/30 M列六番冬着の膝を越えて座る 榮猿丸 01/29 影が溶けきれなくなった新宿の地下のトイレで歯を磨いてる : 川村周 01/28
【 タイム食句 ー2023 】2023/01/26~01/31
01/31 蜜柑剥く回覧板が濡れている : 三好飛白 01/30 断面の苺 あなたが見殺しにした真冬から葉書が届く : 魚村晋太郎 01/29 ダイドーの自販機ありて花アロエ : 杉原祐之 &
阿古屋琴責の段
藤蔵、たっぷり一時間、 阿古屋琴責の段。 床本にも「拷問」という言葉が 何回も出てくる面白さ。 脇の収穫は、悪役・玉佳。 滑稽ぶりがおおらか。 もう一人、 「新口村の段の口」の碩太夫。 床と言っても御簾の中から、 声はす
『ミスター・ランズベルギス』
ドキュメンタリーの本質、 現実は劇的な駆け引きと変動、 だから映像は坦々と淡々と眈々と。 『ミスター・ランズベルギス』 監督:セルゲイ・ロス二ツア リトアニア独立運動に ぺロストロイカのゴルバチョフとの戦い。 中心の男は