9・20 みどりのバナナぎつしりと詰め室をしめガスを放つはおそろしき仕事 : 葛原妙子 〜〜卓上の腐たれる香り愛しめり 9・19 永遠に菌を食べる男かな : 関悦史 〜〜眠るあわいに
月: 2015年9月
『チャンドマニ』上映会
『チャンドマニ~モンゴルホーミーの源流へ~』の上映会 亀井岳監督が石磨きにきてくれたのはまだ1ヶ月前。 それが初顔合わせで、あっという間に上映会に。 1部 2部 3部 ともに ネットをとおしたりで、初顔合わせの いろんな
「サイレントアクア」へ
「サイレントアクア」へ。 400点あまりの小品の サイレントオークション。 あてやすい、草間彌生、上村淳之などには 入札があつまっています。 こんな場なんだから、騙しも大いに仕込んで あとで話題にしてほしい。 3000円
何年かぶりに天満市場へ
何年かぶりに天満市場へ。 夕方すぎると、食いもんの店舗が現れる。 まだ『上海食亭』と1,2店舗ぐらいしかなかった。 それがなんたる様変わり。 情報では知ってたけど、この勢いは凄い。 香港、台湾のカオスにひけはとらんやろ。
靴下はいて寝よう
もう寒い。 靴下をはいて寝よう。 ヤマボウシの赤い実がびっしり。 毎年のこと。 だけど、ことしはあっという間に 実が全部おちている。 萩がさきはじめています。 淡い赤の小さな花が風にゆれている。 可憐な風情を醸しているも
【 タイム食句】 09・11〜09・15
9・15 調律の耳のかたちの石榴かな : 遠藤治 〜〜難聴になる難民キャンプ 9・14 父よ父、夕餉載せたるちゃぶ台を覆す昭和の筋力いずこ : 桜井健司 〜〜つくるのもジェンダーフリー
『仰向けの言葉』堀江敏幸
『仰向けの言葉』堀江敏幸 著者初の芸術論集。 とりあげているのは、 サイ・トゥオンブリー、鈴木理策、 内藤礼、ジョセフ・コーネル・・・ 人の距離感 〜林檎園の主人の挙措には、町中で見かけた掲示板になにが書かれてるか 近寄
池本喜巳展〜ブルームギャラリー
都築響一氏(ゲスト:東京) 池本喜巳氏(展示作家:鳥取) 能勢伊勢雄氏(飛入りゲスト:岡山) かなり豪華なメンバーが大阪十三に集まりました。 卍巴のクロストーク、めっちゃおもしろかった。 三人三様のアウトローざっくばらん
『余白の祭』と志戸呂焼
『余白の祭』の恩田侑布子さんが 静岡の志戸呂焼の窯元であることを 偶然知って、またこの先鋭な俳句論集を ひらいています。 現代俳句のわかりにくさと向かいあう たのしさをみせてくれます。 古典、絵画、土器、日本人の蓄積して
『怪しい来客簿』 色川武大
『怪しい来客簿』 色川武大 冥界と現つ世のあわいを 行き来しながら息をしているのが 人の暮らしというものだろう。 戦後の闇の混沌とは大きく違っている、 この清潔の嘘で覆い隠すさらなる闇世。