現代芸術のむだ話はおもろい

現代美術。立体、パフォーマンスまで境界がなくなってるんで、
大雑把な感覚でおもろがってるのが、ええ立ち位置でしょうか。
先月バルセロナ現代美術館をのぞいた。
堂々たるミロ美術館、ピカソ美術館などがある街の現代アート
だから、それこそどんなもんやろと興味しんしん。
一番おおきな比重はテレビ映像でした。フロワが細かく仕切られていて
コーナーごとにテレビ映像と折りたたみ椅子。
う~ん、わけのわからんものが好きでも、これはちょっとお手上げ。
直島でも国立国際美術館でも、スクリーン規模を問わず、
映像は圧倒的に増えてる。これらとバルセロナの映像企画はまた
ちゃうもんやったんでしょう。勝手にそう判断しておく。

「しょせん、芸術とかガラクタはむだなモノですし、
むだ話としたら格好なものでしょう」
『現代芸術 夢 むだ話』。画廊のオーナー実川暢宏さんの
むだ話がつづられた本はおもろいです。