あまりに大阪的な、タパス、ピンチョス

大阪名物、塩昆布。
なんで北海道の昆布が大阪名物や?
秀吉の時代から諸国名物が大阪にあつまって
<目利き番頭>が品質を選りわけた。
番頭はんと丁稚どん文化は、いまも残ってます。

てっちり、うどん、お好み焼き。大阪名物なんやときいて
だれかが、それはイタリアン。
大阪のどこぞの町にも定着してて、ええ年したおばちゃんが
スパゲティ、箸で食べてたんは昔っからや。

それをゆうなら、まさに大阪的なんはタパスやないか。
バルセロナで気にいったのは、タパス、ピンチョス。
あのタパスこそ、大阪名物、立ち食いや。
蛸やいか、そこらの食材ちょこちょこと小皿えらんで
ワイン一杯。市場の隅っこカウンターで食べてるのんは
下町なんたら食堂で惣菜えらぶ光景でっせ。

ピンチョスで凝ったレシピがならぶのは『ウスカルエチュア』。
旧市街、ピカソ美術館のすぐねき。
バルセロナいったら、一番にここ。