ミャンマーの蕎麦粉をつかってあげてほしい

信州大学の蕎麦博士、氏原暉男教授。
品種改良はじめ蕎麦学の権威であるが、
それにまして生涯を賭けて社会貢献をされているのは、
ミャンマーでの蕎麦栽培である。
ケシの麻薬地帯を蕎麦の栽培指導することによって、
麻薬、貧困撲滅の崇高な目的がある。

5年以上前、蕎麦屋『てる坊』が信州大学関連で
紹介してもらった経緯がある。
和田萬がちょうど栄養値の高いリグナンゴマの栽培を
ミャンマーでスタートした時点でもあった。

先生はすでに数年にわたって生活拠点を現地に
うつしておられた。政府も商社も尻っぽをまいて
この事業から逃げ出していた。政府はここでもひどい。
文字通り、生涯を賭けてこの平和事業にとりくんでおられる
姿勢は情熱的なボランティアである。

さて、やっと品質も向上し、日本に輸入できる段階にきた。
蕎麦打ちは蕎麦の品質重視。そこには不向き。
そばクレープやそばぼうろなどのお菓子関連がいいと
おもうのだが、どなたか製菓関係で蕎麦粉を
使ってもらえる企業はないでしょうか?

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【タイム食首】
夢を喰らふ獏をおもはばモロッコにタジン鍋あり湯気の循環
: 岩田憲生