怪斗氏と連続歌仙を巻いています。
両吟ですが、怪斗氏のアイデアで
なりすまし四人に、ときに六人に
連衆がふえたりもします。
歌仙、連句を巻くのは、俳人より歌人に多い。
俳句は発句。句一つが立っていないといけない。
歌仙では前の句をうけての発想となるから、
それをおもしろがるかどうかは、ちがってくるのでしょう。
おのずと物語の展開や流れが自然発生してくるので、
その点では映像に近い。
怪斗氏はプロのカメラマンなので、フォーカスの
絞り込みがうまい。
人物をいかすのに小道具の引出しが豊富。
その効果で歌仙にうごきがでてくる。
歌人仲間だとときに情緒にしばられて
停滞してしまうことがままあります。
ことし二月にはじめて、すでに八巻目。
二巻ごとに蕎麦屋で昼酒をかわしながら
の反省会が恒例となっています。
逆にいうとこの口実がほしいために
歌仙がつづいてきたといえますね。
<文目堂>を皮切りに<喜らく>
<守破離><月山>とまわってきました。
さて次は、どこの蕎麦屋にしようかな。