07/20 ところてんみたいなものを入れられる : 竹井紫乙 07/19 宇宙から宇宙が落ちてきたような茄子のむらさき どこまでも夏 : 市松藻ヨウ 07/18 ピザハットの真っ赤なバイク桐の
memo -0702
1)自分にとって切実な物語を紡いでいる というその事実の尊さである。 2)ビリーアイリッシュよりスーダラ節な気分 3)電極の道のり・電極発生表現 4)ベックリン:死の島 5)ミレー:オフェーリア ラファエル前派 ジョン・
バチカンのエクソシスト
ミニバイクに乗ってアモルト神父、 あらわれるや、スキットルからウィスキーぐびぐび。 ラスト、凄絶な悪魔払いの後のスキットル呑み。 フリードキンのエクソシストから50年、 ラッセル・クロウのバチカン地獄。
猪瀬直樹の汗
溽暑である。 線状降水帯や超熱帯夜などの新気象用語よりも ふるくっさい黴のはえた季語『溽暑』がピタリ。 この夏をやり過ごすには、 猪瀬直樹の汗だらだらのあのシーンを思い出しつつ 2冊の傑作を読みかえし居れば、 安らかに眠
【 アートな一句 】2023/07/11~07/15
07/15 指差せば遠ざかるのが夏であると知っていながらゆくモロー展 : 笹川諒 07/14 襖絵の馬跳ね出して室町へ : 小池正博 07/13 剥げかけた青の針金ハンガーにシャツは気配をのこ
【遊行一句 −2023】2023/07/11~07/15
07/15 やがて死ぬけしきは見えず蝉の声 : 芭蕉 〜『猿蓑』 07/14 ひまわりのアンダルシアはとほけれどとほけれどアンダルシアのひまわり : 永井陽子 〜『モーツァルトの電話帳』 07/13 ナイターに着く前にも
【 タイム食句 ー2023 】2023/07/11~07/15
07/15 友人の一人がいまだ起きて来ずアルペンザルツの岩塩を振る : 嶋稟太郎 07/14 何をしていた蛇が卵を呑み込むとき : 鈴木六林男 07/13 パラオ語のツカレナオスはビール飲むことそんなこと聞いている部屋
食句塾 夏号合評会
俳句の会が終わって蕎麦屋さん。 なんやほっそい路おじいっぱいいっぱいに 御神輿。おおお祭りやん。 大江神社やて。知らんけど。 祇園さん、天神さん、 コロナ終わったら、 お祭りや、鱧くおか、蛸くおか。 ・・・・・・・・・・
宮治の『初天神』
攻める性癖の二人に火がついたら 攻めまくる奇蹟の高座が炎えあがる。 宮治の『初天神』 おなじみの父子がどこまでも肥大化、 グロテスクなモンスターの 派手なインド映画に巻き込まれた気分に。 落語を古典・新作と分けるのがそも