シユツサンイカガ イカニナヅケシヤ ジャカルタからの電報。 <出産いかが いかに名づけしや> 生まれたであろう我が子を想っての一通が 最後の消息となりました。 この若き父は 虐殺されました。 敗戦の年、ジャカルタで起きた
【 タイム食句】07・11〜07・15
7・15 淀河の底の深きに鮎の子の 鵜といふ鳥に背中食はれてきりきりめく 可憐(いとを)しや : 梁塵秘抄 〜〜遊女らの手づかみされて身もだえて 7・14 鬱々と愛されし日の心太 :
渡り鳥のパワー成分、胸肉にあり。
渡り鳥はどれだけの距離をとんでるのか? 何日もやすまずにとびつづけているのか? 北極圏から南極圏。 オーストラリアから北太平洋まわりで元にもどる。 アラスカからニュージーランド。 白鳥は悲しからずや 空の青 海のあをにも
柏井壽『憂食論』
祇園祭がちかづいてくる。 年々うるさくもりあがってるようですな。 天神祭で育ったもんにとっては、 祇園祭ばかりがなぜモテる?てな気分に。 宵山、宵々山、宵宵宵山とは、いったいなんだ。 京、大阪ともに、この時期は<祭り鱧>
ホドロフスキー『リアリティのダンス』
ホドロフスキー・『リアリティのダンス』 笑っちゃいけない、とおもいつつふきだすシーンが つぎつぎに。 (館内は誰も笑わないけど、我慢してんのかなぁ) 哄笑、嘲笑、苦笑、空笑い、追従笑い、忍び笑い。 聖と俗、生と死、どっち
すももももももすどおりできん
すももがならびはじめた。 すっぱい、 というシグナルがなりはじめて、 素通りができない。 すもも、あんず、プラム、ソルダム、 アプリコット、プルーン・・・ すもも:: 李。英語でプラム。 プルーン:: 西洋のすもも。生食
【 タイム食句】07・06〜07・10
7・10 京都駅下車迷はずに鱧の皮 : 川崎展宏 〜〜温めしもええけどやはり酒 7・9 だえきけつえきふんにょうまじりてわたしたち夜の川なりまだここにいる : 野口あや子 〜〜はし
川端康成とバルテュス
嵐のなかを京都のバルテュスへ。 (ところが、傘は全くつかわず忘れ物に) 15歳の少女に送った恋文が話題に。 「恋しくって恋しくって、早く会はないと僕は何も手につかない」 少女趣味のバルテュスなら、100通ぐらいは書いてそ
<生七味>が再登場?
生七味がまた調味料コーナーに並ぶようになっています。 食べるラー油ブームの後釜として、無理やりステージにあげて、 ずるずる消えていったのでは? ラー油ブームのずいぶん前から、 堺の『鷹雅堂』が国産鷹の爪の栽培をして、 個
凍頂烏龍茶の産地は台湾。
黒ウーロンをサントリーが発売してから、 烏龍茶には黒と青があるんだと思ってしまう。 どうもちがう。べつに悪意の虚偽ネーミングではない。 サントリーの戦略勝ちですね。 茶葉が日本茶も紅茶も中国茶もみんな同じ品種、 ちがいは