『隆平そば』は懐石コースだけ。 席につくと<五観の偈>がおいてある。 最後には、箸袋がでてきて「典座教訓の三心」 大心、喜心、老心、とかいてある。 まぁ、禅修行としての蕎麦食いですな。 まんなかあたりで、<粗挽き焙煎そば
紅葉狩りの恍惚
紅葉狩りへ。 悪友から自宅近くにすばらしい紅葉があるとお誘い。 京都の上桂から浄住寺の方へ。 ちかくには、苔寺、鈴虫寺と観光名所があるが、 すこし道をはずれただけで、そのあたりはさりげなく 散策するのはもってこい。 紅、
『オーディション』DVD、やっと観ました
キリキリキリ・・・怖いでしょう? キリキリキリ・・・痛いでしょう? というコピーは幼稚すぎて 三池崇史監督の国際的に評価の高い サイコホラーにしては、可哀想。 キリキリなんですね。 『ぼっけぇきょうてえ』でもホラーの 極
美術より美術館がおもろい
ロン・ミュエックが観たくて、金沢21世紀美術館に いったのは2年前か。そのときには美術館に関する 知識はなかったが、建築のおもろさ、快適さは遠方まで でかける価値はあった。 『美術館をめぐる対話』をよむと、青森がいまおも
『あしたの箱』というへんてこなギャラリー
場所は天下茶屋。住宅街に<ブリキ玩具資料室>の 看板。ギャラリーとして企画展もしてるようなので おそるおそるのぞいてみる。 2Fには人間よりどでかいブリキのおもちゃ。 本業の玩具製造から枝葉のネットワークでおもろい アー
松木庄吉という彫刻家がいた
仕事がらみで一人の女性が来訪された。 彼女の父は松木庄吉といって、福井のおおい町に 『松木庄吉美術記念館』があるとはなしはじめた。 ごく簡単なパンフレットの片隅の写真をみただけでも その彫刻に魂が宿った迫力を感じた。 3
<老いのとも>という和菓子
400年つづいてる松阪の和菓子をもらった。 老いのとも、なんてきくと、ちょっと抵抗あるよね。 『老伴』といって、白楽天の詩の言葉とか。 いつまでもつきあえるという幸福と長寿の縁起もの のようです。 最中と羊羹が合体したも
ポーランドの皮はいいらしい
高麗橋にある蔦のからまる古い青山ビル。 ここのギャラリー『びきゃら』さんの隣に 手作りの靴の店ができている。 『TWO-FOUNDATION』 いつも閉まってて、ガラス越しにのぞくだけ。 やっときょう初めて中に入った。
風信雲書、天より翔臨す
風にひらひら舞って、雲にふわふわ乗って、 空から手紙がとどきました。 空海の『風信帖』の書き出しは、こんな風。 かっこいいですねぇ。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>> ◆「じいちゃんはいつごろしぬのおとうさん」
しのび胡麻豆腐の清汁仕立
懐石の煮物碗で胡麻豆腐がでた。 清汁の蓋をとると、なかには五穀餅がはっている。 箸で割ると、なかから胡麻豆腐がでてきた。 おもしろい趣向。 ときどき椀種に胡麻豆腐はつかわれるが、 ひと工夫があるとおもろい。 >>>>>>