男子体操、金メダル7個。 内村航平の体操演技は美しい。 かつて塚原には<月面宙返り>というネーミングで 称賛されたのだから、彼の肉体演技にもそれに ふさわしい称号があたえられてもいいのに。 体操は同じ肉体演技でもバレエの
「3.11は季語になりません」
外人5人をむかえての『俳句王国』句会をテレビでやっていました。 ・恵海の家海に還して松一本 在日35年のアメリカ人男性の句です。 この回の主宰は有馬朗人さん。 「私は有季定型ですので、季語がないので とりませんでした」
麗子、そして劉生の自画像
麗子展をやっている。 正確には『生誕120周年記念 岸田劉生展』。 大阪市立美術館が”今世紀最大”とアピール。 まだ90年あるやんか、とつっこませるコピーが 大阪的。 しかし、正真正銘、麗子がいっぱい。 去年、<麗子登場
アートストリーム、老松町骨董通り
先週の土、日、老松町骨董祭にいけなかった。 春秋、近所なんで毎回のぞく。 年々、さみしくなってるようやけど、 いけないとなると、いきたかった。 勝手なもんです。 心斎橋で『アートストリーム』。 毎年サントリーミュージアム
能舞台『景清』と野田秀樹『ダイバー』を観て
能『景清』。 シエスタの習慣、体内時計がお昼のは1時間オネムに なる。それに無呼吸症候群。落語、映画もキツイ。 ましてや、オペラと能は。 観る前から防衛線のはりあい。 「寝てしまうのは気持がええから、それは演者がええから
『ホワイト・アルバム』のリチャード・ハミルトンの鎮魂を
ブリジッド・フォンテーヌからはじめて、 デザートあたりで、ちあきなおみ。 世沙弥ではお客様にあわせて音楽を かけている。 お酒もはいってくつろぐとき、山口百恵もうけるが 60歳代でボサノヴァファンも多い。 意外に最後まで
先斗町のびっくり仰天安い店
食句塾のメンバー、翠胡・一計コンビが 40年来通っている京都の洋食屋さんへ。 もちろん、オーナーは息子さんに代替わり。 息子さんだって、けっこうなお歳です。 正面にバーカウンター。時代をくぐりぬけた風格。 テーブル席も4
虫籠のなかに柿釜を
ぶらぶらしていたら、虫籠をみつけた。 料理をだすときに、秋らしい雰囲気がでる。 <駿河竹千筋細工> 竹細工なら全国あるので、虫籠くらいどこにでも ありそうですが、これは駿河の伝統芸能ということです。 虫籠は床の間のインテ
狂言『縄綯』は高田純次的キャラ
金剛能楽堂へ。 狂言『縄綯』 ギャンブルのかたに奴隷で売られたのに、 のーてんきでちゃらんぽらん、テキトー。 あきれて、元にもどされても、 相変わらずその売られた先での悪口を 作業しながらしゃべってる、という いたって高
・へちま風そこをゆくのは世之介か : 鯛蔵
食句塾、秋の吟行。伊丹へ。 柿衛文庫で西鶴の 『上方が生んだことばの魔術師』を やっているので、いいタイミングです。 ・柿衛の柿渋とみて後退る : 三甫 西鶴さんに興味をもっても、古文書の類や 掛け軸の読めない書をありが