『今日の午後、短歌部へ!』 千葉聡 ・友達に変顔見せ走り去る 生まれたての火が恥じらうように ”青春とは何だ”の <エッセイ+短歌+アンソロジー> 汗むんむん爽やかバージョン。 ずらずら短歌びっしり形式はもうそろそろ見な
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句】 03・21〜03・25
3・25 春あさき道灌山の一つ茶屋に餅くふ書生袴つけたり : 与謝野鉄幹 〜〜桜餅葉っぱ食うなとまんじゅう屋 3・24 蕗の薹空が面白うてならぬ : 仲寒蟬 〜〜苦味がうまき
『記紀に游ぶ』小黒世茂
小黒世茂が短歌往来に 『記紀に游ぶ』というタイトルで連載中。 すでに44回に。 もうしわけないが、ここではじめて知りました。 日本全国を巡って、記紀の世界が現在に生きているシーンを 取材してまわっているようです。 紀州の
【 タイム食句】 03・16〜03・20
3・20 桜餅三つ食ひ無頼めきにけり : 皆川盤水 〜〜スーパーマンに変身するか 3・19 焼酎に蜂蜜を混ずればうまい酒となる、酒となる、春の外光 : 若山牧水 〜〜黄砂降りにごり酒なる
【 タイム食句】03・11〜03・15
3・15 子どもらの耳くりくりと洗ひしを手は覚えをりあさりを洗ふ : 小島ゆかり 〜〜烏賊のわたはずす指先にデジャヴュー 3・14 みなぎつて地獄を開く貝柱 : 竹岡一郎 〜〜朧夜な
【 タイム食句】 03・06〜03・10
3・10 陽炎より手が出て握り飯掴む : 高野ムツオ 〜〜三年たっていま手のひらに 3・9 ひとりきて「裸のマヤ」のまへだしぬけに口中ホワイトアスパラの味 : 花鳥佰 〜〜後口をウォッシュ
【 タイム食句】03・01〜03・05
3・5 春のゆき浴びる駅舎でもうしばらくカステラみたいな会話をしよう : 山田航 〜〜中指を押しかえしくるしめりあり 3・4 ひな寿司の具に初蝶がまぜてある : 金原まさ子 〜〜鱗粉激辛粗挽き胡椒
設えは、塚本邦雄ゆかりのものに
<世沙弥歌仙> 連衆は塚本邦雄ゆかりの面々。 設えを変えてみました。 邦雄の書を二枚。 ・詩歌てふこの夕映にわたり来て鶴のこゑしたたかに蒼し ・石鹸を積みて香る馬車馬坂のぼりゆけり ふとなみだぐまし日本 十二葉の版画は、
・品定め受けて雛の面やつれ : りえこ
食句塾、春の吟行。 高取の<町家のひなめぐり> ・品定め受けて雛の面やつれ : りえこ ・雛の壇高きに上るほど暗し : 主水 ・にんげんのいとおしくみえるひなめぐり : 磯菜 ネタが豊富な吟行となりました。 ちょうど春雨
【 タイム食句】02・26〜02・28
2・28 錠剤は青が効きさう風花す : 金原まさ子 〜〜五感すべてをカプセルまかせ 2・27 爛らたる焼林檎食す二月尽 他界にはまた他界あるべし : 塚本邦雄 〜〜徘徊はゼロ・グラビ