ええ”ばちこ”あるから飲みにおいで。周りに赤いひも ついてんのが最高級、食べ比べしてみ。誘惑は縄文人か らの声。焙りたてを軽く裂いて口に。すぐに酒をふくん で、眼をとじる。海鼠が戯れる海底にひきずりこまれる。
カテゴリー: セサミ日記
断食期間中には、歯の隙間の胡麻粒を舐め舐め
たまには断食してデトックスをオススメする。イスラム のラマダン月には、日没後の栄養補給に胡麻ペーストを 舐める。日本のある高僧は断食修行の時、前歯の隙間ご とに胡麻粒をはさみ、それを舐め舐め長い修業に耐えた。 トルコのご
ラジオ大阪で和田萬CMソング作詞募集中
『土曜情報スタジオ』のゲストで胡麻のお話。リラック スしてたつもりやけど”要するに”連発で聴いてられへ ん。ええ雰囲気のホストはギタリスト古川忠義さん。せ っかくやから和田萬の歌、作ってくださいよ、とお願い。 ラジオ大阪
牡蠣の産地はどこですか?
牡蠣もやれ厚岸や仙鳳趾などと遠い産地を鮨屋に書かれ てると逆に反発したくなるタチ。とはいえ親しい魚屋の 兄ちゃんが地元赤穂坂越を教えてくれると、すぐ”牡蠣 はさこしに限る”と知ったかぶり、プニュっとミルキィ。 牡蠣の産地
笑いは生命危機から免れた時の安堵の表情
”緊張と緩和”とは枝雀がよお言うてた。やりきれない ことばっかりでも笑うと何とか動きだす。凝り固まった 価値観がうっとおしいから笑いで価値転換を図る。お笑 いTVの受け手はやめて、親しい友と笑いあうのがええ。 『笑う脳』
高校同級生のガラス作家に器を注文
40年ぶりに同級生と出会う。かすかな記憶に、まぁわ しの方が若い、と互いにほくそえんでいる。会社をおこ し、趣味のガラス工芸も2度個展をひらく腕前。”世沙 弥”での器を発注。遠くの天才より近くの友の器が良し。 中村とよし
アル中、ホームレス漫画家のその後
男たちに埋み火のごとくある落魄願望をくすぐる存在が <吾妻ひでお>。私的な日記に、妄想うかぶままに登場 するロリコン。セーラー服少女の足元をみれば巨大な芋 虫。足が芋虫の背中から生えている。ビーナスの誕生だ。  
春歌、春画、春本は、消えてしもた
篠山紀信に猥褻容疑。昔が懐かしい。大島渚『日本春歌 考』。浮世絵も昔のボカシがエロ。一時期、骨董で春画 に凝ったけどあれは同好の士がおらんとなぁ。鴎外のヴ ィタセクスアリス。タイトルだけで昂奮。探しまくった。 『春本を愉
談春だからこその悪の凄み
きょうは『夢金』。絶品『ねずみ穴』もどちらも夢オチ。 夢でしたチャンチャン、で終わらせない。談春の語りは、 誰の心にも潜む悪をあざとく炙り出してくる。己の悪を さらしだされた後味の悪さを、ヘヘッとせせら笑う凄み。 『京橋
松山タルト、食べ比べ
松山人からタルト3種類を頂戴した。先日のかるかんと いい、このタルトといい、歴史的な背景をもつ和菓子の 味わい深さにあらためて敬意。みやげもんにうまいもん 無し、とカッコつけてたら、ええもんに出会う機会無し。 一六タルト