「文楽て、どこがおもろいねん」 「そら、あんた美味いもん食うてへんからや」 言うたもんの、後のフォロウが難しい。 そんなところで、絶好のオススメが今やってます。 『勧進帳』 1)太夫7人、三味線7人 総勢14人の壮大なオ
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訪れは音連れ
残響1秒に設計された空間では、 波紋音(ハモン)のミニマルな音のゆらぎが ふくらみを孕んでつぎの音をまねきよせる。 さながら、天空から大海からの客人(まろうど) の訪れに立ち会う瞬間。 訪れは音連れ、と折口信夫は解く。
弘道館へ。
弘道館へ。 和菓子展の初日でした。 老松のご主人、太田様の案内で 茶席も楽しませていただきました。 秀吉愛蔵の茶碗でお薄を。 朝鮮出兵で引き連れてきた陶工のものか。 毛利家に入り、萩焼の祖、坂高麗左衛門となる流れ。 現代
ハモン演奏会
永田砂知子の奏でるハモンは宇宙唯一無二。 漢字で波紋音。確かに静謐な水面をわたる音楽、 しかしそのタルコフスキー的イメージに 惹きづられるよりさらに根源的な 音の粒子の粒だち、煌めき、誕生と消滅。 演奏にはさまれるトーク
満月のグッゲンハイム邸で
満月のグッゲンハイム邸で 季村敏夫さんの詩の朗読。 (ギター:澤和幸) おまけ、いやスペシャルは 鈴木創士さんとのトーク。 近松からジュネまで。 そうだ、 『ジャコメッティのアトリエ』を 読まねば。 次回は創士のピアノで
『岡本太郎の沖縄』完全版
太郎フィギアであそんでる。 世沙弥コレクションに太郎はこれだけなんで。 ・・・フィギアコラボ #上原浩子 #神代良明 母である岡本かの子の歌に 〜力など望まで弱く美しく生れしままの男にてあれ 奔放なかの子と爆発息子の太郎
吉弥の「たちきり」
ダチュラ、見るだけでも暑い。 ダチュラの名前の響きが、おぞましく 脳細胞を這いまわる。 落語、本日は吉弥の「たちきり」 ラスト近く、三味線に地唄「雪」がしんめり。 上方の数少ない人情話、 大ホールを柔らこうに鎮まりかえら
怪談茶会
怪談茶会 凝りに凝った趣向の近藤宗匠。 牡丹灯籠・四谷怪談・番長皿屋敷 この三大怪談の他にも 耳なし芳一や鍋島化け猫騒動なども織り交ぜて。 干菓子は幽霊子育飴(ゆうれいこそだてあめ・京都) 汲み出しはお茶伊右衛門(四谷怪