11・20 霜ふりて一もと立てる柿の木の柿はあはれに黒ずみにけり : 斎藤茂吉 11・19 鴨鍋のさめて男のつまらなき : 山尾玉藻 〜〜あとは雑炊目もあわせずに 11・18 齧りゆく紅き林檎
カテゴリー: セサミ日記
<篠山紀信、横尾忠則を撮る>
健さんが逝ってしまったのが、11月10日。 18日にニュースが流れて、 この25日には割腹自殺した三島由紀夫の 忌日が巡ってくる。 横尾忠則美術館 <篠山紀信、横尾忠則を撮る>の タイトルが『記憶の遠近術』とは。
扁額披露アブサン茶会
知了先生、ありがとうございます。 『世沙弥』の書の典雅なることは 言わなくてもわかることですが、 よ〜〜く眼を凝らしていただくと、 右肩に <OPEN THE> 朱の落款が押してあります。 オープン・ザ・セサミ そう、開
大西康明 〜〜空洞の彫刻
空洞の彫刻 ファン気流で垂直方向に膨らんだり萎んだり…。 「虚を見て虚を得る」おもろさは<虚無への供物>。 大西康明は、昨年度『咲くやこの花賞』受賞。 森村泰昌、松井智恵、名和晃平ら 錚々たる歴代受賞者の列の
ピーター・ブルックのお稽古
『ピーター・ブルックの 世界一受けたいお稽古』 全編ワークショップシーン。 演劇指導する傍らで 古代民族楽器やパーカッションを即興演奏する 音楽家が日本人でした。土取利行。
八木一夫 <欧詩文 扁壺>
Mon enfant, ma soeur, Songe à la douceur なにが刻まれてるのか・・・ 『惡の華』のなかの <旅への誘い>の冒頭の一節だ。 この呪文に惑わされ、 冬の旅へいってみようか。
【 タイム食句】 11・11〜11・15
11・15 振り向かず返事もせずにおでん食ふ : 高濱虚子 〜〜最後の砦も奪うコンビニ 11・14 ゆつくりと時間をかける破壊へと、たとえばジャンクフードの
老祥記で30年ぶりの豚饅。
老祥記で豚饅。 これまた、なんと30年ぶり。 イラチなもんで行列あれば素通り。 めずらしくノーバディー。 〜〜武内ヒロクニさんは三十五歳から四十歳の頃まで いまや伝説をなったロック・コーヒー・メディア・スポット 「VOX
松尾栄太郎展 『HAZAMA』
A-taro展 『HAZAMA』 22日には、舞踏家、今貂子とのインスタレーションあり。 たまたま先日のOK句会の兼題が『間』でした。 はざま・あわい・人間・空間・ 間違い・間男・陰間・間寛平
『拓朗亭』 30年ぶり
亀岡まで足をのばしたからには、 『拓朗亭』で蕎麦を食わねばならぬ。 なにしろ30年ぶりだ。 当時は、関西の蕎麦第1世代。 大阪の凡愚 奈良の玄 丹波のろあん松田 そして、亀岡の拓朗亭。 まだ京都のじん六も存在していなかっ