『余白の祭』の恩田侑布子さんが 静岡の志戸呂焼の窯元であることを 偶然知って、またこの先鋭な俳句論集を ひらいています。 現代俳句のわかりにくさと向かいあう たのしさをみせてくれます。 古典、絵画、土器、日本人の蓄積して
カテゴリー: セサミ日記
『怪しい来客簿』 色川武大
『怪しい来客簿』 色川武大 冥界と現つ世のあわいを 行き来しながら息をしているのが 人の暮らしというものだろう。 戦後の闇の混沌とは大きく違っている、 この清潔の嘘で覆い隠すさらなる闇世。
【 タイム食句】 09・06〜09・10
9・10 殴り合う青いセロリの二の腕でトマトジュースが鼻から出るまで : 植松大雄 〜〜ほろ苦き胆汁少々人間腸詰め 9・9 ソーセージころがし焼きや花木槿 : 小澤實 〜〜オヤジ丸太のごと
月下美人、食べちゃいました。
月下美人、食べちゃいました。 お客様が「庭に咲いたので」と手みやげ。 5時間前にカットしたにもかかわらず、 夜の7時すぎるとぐんぐん花ひらいて、 絢爛美人に迫られる恐怖。 急遽、「食べましょうか」の提案に さっとゆがいて
ケルシーを食べる
近くの商店街にフルーツ専門店ができた。 <ケルシー>なるものが並んでいる。 見慣れない果実はどんな味なのか、つい手がでてしまう。 見た目は浅緑のすもも。かじってみると洋なしのあまさと食感。 調べると、すももの1品種。 明
安藤サクラを2本観る。
安藤サクラを2本観る。 『0・5ミリ』 2014年11月公開。 監督は安藤モモ子。 原作の小説、映画脚本も安藤モモ子。 『百円の恋』 2014年12月公開。 監督は武正晴。 『EDEN』(2012年)。 たまたま安藤サク
食句塾 9月例会
食句塾 9月例会 兼題 : コロッケ・窓 席題 : 月 ・新米の袋に小窓一応覗く : 主水 *一応、ね、その心理。 ・高原キャベツに着地黄金(きん)のコロッケ : 菜摘 *コマーシャルの決めショット、という意見あり。 ・
【 タイム食句】09・01〜09・05
9・5 傾けてかぼちやスープや三日月形 : 榮猿丸 〜〜黄色小説のエロの一節 9・4 うす紙に桃つつまれて熟るるさまを身ごもりびとに逢ふたび思ふ : 高野公彦 〜〜霧吸いて樹は神々の卵
務安粉引
ムアン(務安)は陶芸の村です。 李氏朝鮮時代には粉青沙器の代表的な生産地で、 日本では、粉引、刷毛目、三島と分けた命名をしています。 その粉引技術を求めて、かっては半泥子も窯を持っていました。 ムアンの村の陶芸窯を4つほ