デビッド・リンチの『イレイザー・ヘッド』を観ていて、 桂枝雀の落語がどよーんとしみ込んできました。 枝雀の晩年の舞台は、ひとつの肉塊になりたがっていた。 人間の存在がうとましく呪われた溶けかかった生命体としか いえない何
カテゴリー: セサミ日記
パスタゆでるは<いい湯っだな、ハハン>
パスタをゆでるときに、 グラグラ沸騰、か ユラユラいい湯だな、か。 答えは、いい湯だな。 お湯を煮たてると、 パスタの表面が溶けてしまい、 べたべたくっついてしまうので注意。 では、昭和のスパゲッチィは・・・ 湯の沸騰具
【タイム食句】 05・01~05・05
05/05 妻不在、妻のブラウス在室のまひるまひとり食ふメロンパン : 大松達知 ~~たましいは死の胃袋の巡礼へ 05/04 柏餅の太い葉脈メス煮られ : 波多野爽波 ~~割礼の日の記憶あらたに 05/03 ゆたゆたと泡
陽気にうかれて<ハス男>
陽気にうかれて<ハス男>がやってくる。 ~植え替えせな、花咲きませんで。 泥鉢をひっくりかえして、底から蛇のミイラのような 蓮根をつかみだす。 ~これ、きんぴらにしたらおいしいで。 2013年用に 立派な蓮の根っこを植え
モーリス・ルイスの<春樹巡礼!!>
国立国際美術館。 ここは地下3F、地下2Fと同時に展覧会企画が いくつかあります。 美術館、ギャラリーをいくつもはしごする アートマニアの方が多いけれど、ここのように 3つの企画をみるともうヘトヘト。 1)『美の饗演』。
<狩野派のサンライズ・サンセット>
京都国立博物館 <狩野派のサンライズ・サンセット> 12日までなので連休大行列かとおもいきや、 がらんがらん。 サンセット山雪だけは陽の目をみせてあげんと。 『狩野 山楽・山雪』
ちょっとお酒で仲直り
ちょっとお酒で仲直り。 上のボックス部分にお酒をいれます。 シーソー式で後ろをおすと傾いて、 2本の注ぎ口からお酒が。 もちろん、同時にでますから、 ふたりは同じペースであけて 同じペースで次の盃を仲良く注いでもらいます
【タイム食句】 04・26~04・30
04/30 桜鯛かなしき目玉くはれけり : 川端茅舎 ~~嘘泣きよりも大嘘に勝て 04/29 箸茶碗こともなく持ち両の手の互(かたみ)に知らぬ左右の世界よ :照屋眞理子 ~~真理とは神のくしゃみでやじろべえ 04/28
<うおんたな>まで玉子焼を食べに。
明石、魚の棚へ玉子焼を食べる目的だけにいきました。 うおんたな。ひびきがよろしいな。 むかし、親父が<うおんたな>ゆうたんは、 京都のおばあさんの家のことで、いま調べたら 京都六条通りのことらしい。 「きむらや」「たこ磯
照屋眞理子第3歌集『恋』
照屋眞理子さん、第3歌集『恋』。 俳句の須川洋子さんの遺志をついで 『季刊芙蓉』の代表となったばかり。 俳句にかたむいてるとばかり思っていたのに、 すぐにも短歌集をだすとは、精力あまりにあまって。 ・人間の皮猫の皮かりそ