朝鮮白磁の美を日本に紹介した浅川兄弟の特別展を やっております<東洋陶磁美術館>へ。 入ろうとしたら、後ろから紳士が「これはどなたの銅像ですか?」 生まれも育ちもこの天満・中之島。 問われるまで100回いや1000回はこ
カテゴリー: セサミ日記
志の輔『中村仲蔵』の狂気と笑い
写楽大首絵で真っ先におもいうかぶのが 懐から両手をぬっとひろげてる<にらみ>役者。 これは三世大谷鬼次で後の二代目中村仲蔵。 わずか10カ月しか活動しなかった写楽という絵師は、 実は能役者、斎藤十郎兵衛である、という説を
ゴマはナイル上流が発祥の地です。
ピラミッド17基が地中に埋もれてるのが 人工衛星からの赤外線探査で発見された。 こんなニュース、大好きです。 エジプトを紀元前8世紀ごろ 黒人の王=ブラックファラオが支配した時代があった。 かれらはナイルの上流都市にいく
4粒の砂から45億年の宇宙がわかる
探査機『はやぶさ』がもちかえった石から 小惑星イトカワは45億年前の誕生であることが判明。 1億でも50億でもともかく、 それが、わずか4粒の砂からわかった、ということの ほうがショック。 人類の本能は、人類創生以前の時
あじさい咲いて原発おもう
梅雨入り。 この時期の雨を卯の花腐しという。 5月は旧暦4月。卯月はこの卯の花の咲く頃。 卯の花はピンときませんが、雨といえば紫陽花。 胡麻栽培で熊本にいったとき、全山紫陽花の光景があって 「つよいよ、毒があるから」と農
寺町色街ミシュランの店
いくたまさんのまわりはラブホテルばっかり。 キタの太融寺のぐるりかて、ぎょおさんのファッションホテル。 全国に寺内町はあちこちあって、近くには 艶っぽい花街が必ずありました。 古今東西、性と死はつきもん。 死ぬ死ぬといい
やんちゃギャラリーは、キュレーター次第
百人一首は藤原定家のアンソロジー。 塚本邦雄は古典から現代俳句まで 幻想美学を核にいくつものアンソロジーを編んだ。 美術界のキュレーターたる企画の仕事も ひとつのテーマでアンソロジーを組むことに似ている。 最近、3つのお
東北へ<観風のすすめ>はどうかな?
「観光」に対して「観風」がおもろい。 <国の光を観る。用て王に賓たるに利し> 易教の一説が観光の語源。 お郷のお宝、名所旧跡をみましょうね。 大正時代に<ツーリズム>の翻訳を観光とした。 むかし、海外旅行の時、仕事はビジ
農業自給率41%。数字のトリック
胡麻の国産は輸入量のわずか0.1%。 この数字で自給率をアップしなければ、 なんて考えてはおりません。 <おばあちゃんがごまをはたいてました> <田舎から毎年ごまをおくってきた> 胡麻に関する原風景を記憶の片隅に 残って
抜き足差し足の筆触で酔っぱらい牧水の歌
新聞で<日本の書展>の記事。 招待作家に安田硯月の名をみつけた。 安田さんは歌仙を巻いたりする友人。 彼女の手土産の京和菓子は珍しい名品で はずれがない。 お菓子の餌は無いけど、国際会議場へ。 書とはなんぞや。 読まれへ