三原研さんの作品展。 聖性と呪術性。 醸し出される古層の気の気配に ぞわっぞわ。 兵庫陶芸美術館の企画です。 近くの楽雅臣さんのアトリエにお邪魔した帰りに 連れて行ってもらいました。 以前の企画<学芸員のまなざし>のとき
カテゴリー: セサミ日記
裸電球の値段はなぜ高い
外灯が消えている。 いつからかなぁ。 外庭スイッチが5つあって、習慣で一斉に押して、 点灯しているから、どれがいつから消えていたのか 気がつかなかった。ええかげん。 5か所の内、テラスだけでも3つの小さな庭園灯がある。
釜石に伝わる神楽
東北釜石に伝わる獅子舞いを観る。 祭太鼓に笛、はやしの調子、 それにあわせて、露払いの役である獅子頭が舞い始める。 正確には 「南部藩壽松院年行司支配太神楽」 今回の震災で街そのものが消えてしまったといえる ほどの大きな
植松圭二さんの<螺旋>から
<らせん> らせんは永遠の動き。 その渦巻くかたちがうみだす 時間と空間の宇宙の法則をテーマにして語るのは 彫刻家の植松圭二さん。 スミッソンのアースワーク作品、 ソルトレイク湖の巨大ならせん形状の突堤。 まさに宇宙との
河内音頭の渦エネルギー
大阪の古層に位置する河内。 その河内音頭の盆踊りについて、 中沢新一が『大阪アースダイバー』に書いている。 ~踊りの輪は渦を巻き、生き物のように 伸縮をくり返しながら、目にみえないなにものかを、 踊りの輪の中に巻き込もう
美術展のコピー、放置するな
12月あたまに東京に所要あり。 ついでになにかおもろい美術展は? 『美術にぶるっ!』 東京近代美術館 『天才でごめんなさい』会田誠展 森美術館 食欲なくします。 コピーがひどくなったのを放置しておいていいのでしょうか?
『名妓の夜咄』 岩下尚史 著
岩下尚史の文章には艶っぽさがある。 今回は、新橋芸者の聞書 『名妓の夜咄』。 ~前略 大歌舞伎の俳優を買うとなれば、逢瀬の度に枕金を渡すだけでは 幅が利かず、役者が公演をするとなれば、観客を大勢募って、連中 という団体見
16世紀のスペイン音楽がエロティック
16世紀のスペインの音楽を聴いています。 ヴィウエラという弦楽器やオルガン、ハープなどの 古楽器の響きと、ギュメロット・ロランスのスペイン土着の 火照るようにうねる狂う歌声が悩ましい。 エル・グレコの展覧会の会場に販売し
エディプスコンプレックス映画のしらけ
コッポラの新作『テトロ』。 ブエノスアイレスが舞台。 モノクロ。 もう観る前に、いやがうえにも。 ブエノスアイレス、サンパウロには、 リオのカーニバルの帰りに足をのばした。 雨の裏通りの坂道を歩いた。 悪所はブエノス気分
寺山修司の『田園に死す』タイトル案
11月1日の毎日新聞に ~~寺山修司:歌集『田園に死す』、 塚本邦雄に「題名決めて」~~ 息子である塚本青史さんが、日本現代詩歌文学館に寄贈した 未公開書簡から発見されたというニュースです。 候補には「恐山」「修羅、わが