山口瞳の本を30年ぶりに読んだ。 こころに沁みた。 サントリーCMでも夕刊フジでも、若いサラリーマン 諸君に贈るメッセージであり、入門書だった。 それならば、なんでええ歳こいて、いまさらに。 『行きつけの店』。グルメガイ
カテゴリー: セサミ日記
サッカーワールドカップのガス抜き
24、25日は天神祭。祭はハレであり、天満の商人がケに戻れば 牛のよだれの日常が待っている。 いまは、毎日がハレの興奮状態といえるし、またネット中毒の ケの底辺沈みっぱなしともみえる。 鬱屈する若い世代はハレを欲するが故
どじょうのかばやきで一杯
う~~む。大阪の飲んだくれとして、 この店を知らんかったんは恥や。 北浜の立ち飲み「ひらやま」。 店全体のくすみ加減とぐるりと巻いた カウンターの幅と長さ。 どじょうの蒲焼き。 ほかのアテも酒飲みならがどれもトライしとお
山田浩之さんをやっとみつけた
もう15年になるか。信楽に通いはじめた頃、ある店で 新感覚の作品をみつけた。作家の名前は山田浩之。それから、 しばらくしてその陶芸店の主から「山田さんは東京の個展が 忙しくなって、もう信楽では作品をだしてこないよ」と言わ
神童のなれのはて
<OSAKA旅めがね>の天満編。 地元密着タイプの新たなミニ観光スタイルである。 天神祭ももうすぐ。天満界隈の乾物街を歩いて 相生楼で食事しながら天神祭のあれこれ、という趣向。 菅原町の海苔、椎茸の乾物街のついでに胡麻屋
薔薇十字やフリーメイソン
『薔薇十字社』という出版社があった。 マイベストブックの塚本邦雄『悦楽園園丁辞典』や 澁澤龍彦の本をだしている。 『薔薇十字』とは、錬金術、占星術をはじめとする 17世紀の思想だけど、ようわからん。 この影響をうけている
フライドチキンは奴隷料理
白人農場主が捨てた鶏の手羽先や足の先っぽ、 首なんかを黒人奴隷たちはディープ・フライに。 『被差別の食卓』 日本の<あぶらかす>から世界の被差別の民が つくりあげた食をたずねる旅。 被差別民<ジプシー>は、ハリネズミを食
”口笛”世界チャンピオンの演奏
儀間太久実さんの口笛を聴きました。 ボーカルそのものを人間楽器とはいいますが、 口笛はとてもわかりやすい楽器ではありますね。 15人ほどが集団で音を安定して発する練習を しているのも聴いたが、比較すれば儀間さんの 技能が
島ごとにつたわる怪しき儀式
少数民族のきえていく言語を文化として守る動きがある。 日本でも、やっと方言を生かす動きに変わってきた。 島ごとに言葉がちがう。島ごとに酒の飲み方がちがう。 夜通しでおとこらは怪しき儀式にふける。 地元の人たちとそんな風習
巨大蝉が襲いかかるジュラ紀の島
大きな島からちっちゃ島へ。 ゴマ畑に立っていると、呪いのうなり声を発しながら こぶし大の飛行物体が空中戦さながらに飛び交っています。 恐怖にたちつくすだけ。まるでジュラ紀の3Dの世界。 蝉でした。巨大な蝉です。 地元の人