ゴマ栽培も中盤から後半へ。 大きな島から小さな島へ飛行機をのりかえて。 青空に雲がむくむく湧いています。 島ごとに雲がちがいます。 海も透きとおっていて、 うみへびか太刀魚のような魚がみえます。 夜、海中で懐中電灯を照ら
カテゴリー: セサミ日記
『なんじゃろ』という名の洋食屋
ちょっと名前がまちがってるよ、っていいたくなる。 ご主人とおぼしき人物は若い頃から洋食に惹かれた、 というような粋で品格がある。ベタな名前をつけるタイプでは ない、とすれば<なんじゃろ>というのは何か別の意味が あるのか
『麗子』は小磯記念美術館に登場してます
<麗子登場!>のコピーをみて兵庫県立美術館の方に いったら、”1点しかない、サギやないか”となります。 六甲アイランドにある美術館にまわれば 『画家岸田劉生の軌跡』で麗子を堪能できます。 麗子は、口元にモナリザの微笑みを
耳の穴から手ぇつっこんで
奥歯ガタガタいわしたろか、ちゅうギャグを 懐かしく思い出した『アウトレイジ』。 この中華料理屋の親父の耳に箸を突き刺すシーンは てなもんや三度笠のギャグ。 歯医者の診療台で口腔をドリルでえぐるシーンと そのあとの石橋蓮司
現代の”悪所通い”ゆうたら、どこやろね。
「悪所」とは、江戸時代の遊郭と芝居町。 大阪のマルチタレント・井原西鶴は悪所をいきいきと いきた男。『好色一代男』『男色大鑑』『世間胸算用』 なんてタイトルだけでも不朽の名作。 元禄 :西鶴・芭蕉・近松 享保 :秋成
なぜタブーは<食>と<性>に多いのか?
してはいけないこと。 だから、しないか? だから、してしまうのか? ゲテモノには食いもんでも人間でも おおいに興味がある。 『世界奇食大全』なんてタイトルがあると つい読んでしまう。 <駱駝のコブ>などの入手不可能なもの
神戸住吉は、とうふとうどんがうまい街
六甲ライナーはJR住吉からでている。 住吉には、数々の傑作豆腐を創作する天才豆腐職人 『山口とうふ』がある。 駅からすぐ。行列のお客様。それをさばく大勢のスタッフ。 店の活気が街にあふれでている。 『青よせ』と『がんもど
天満に天の川、空には星がない
七夕のイベント。 天満橋、天神橋から光る球5万個を流して、 中之島を形づくる2つに川に星が輝き、 天の川になった。 北浜『てる坊』の川床から夕景色をながめていました。 前には中之島公園、左にライトアップされた中央公会堂。
柔らかい氷塊 『鹿の子餅』
親戚の多い富山から時折おいしいものを頂戴する。 不破福寿堂の『鹿の子餅』。 四角い氷の固まりに霜が降ったようで 涼しげな風情がうれしい。 口にふふむと、柔らかなマシュマロの触感に 鹿子紋の金時豆のふっくらした舌ざわりが
『芝浜』 こんな噺、もう演ってらんない
常識のウソより非常識の自由。 人間の業を演じるのが落語。 建前で動く社会を徹底的に罵倒して、 己の狂気を全開させ、70歳をすぎて 『最後の落語論』を語る立川談志には凄みが とぐろを巻いてる。 落語というジャンルはどす黒い