干柿を戴く。紐で結えたまま10個がつながっている。 <ほりこし 癪観音>と書いた銀杏の葉が一枚。熊野に 至る行者道にある。これが素朴の極みにあるとすれば、 対局は『丸留』の干柿。鄙なるが良し。洗練も又うまし。 癪観音の干
カテゴリー: セサミ日記
催事の出し物は【福来(ふっくら)こんぶ】に決定
大晦日まで阪急催事。おなじみ<搗きごま>に加え新企 画を社内募集。<ごまごんぼ><萬福茶漬け>は来年の 定番商品に。決定した昆布ものは、昆布と金ごまの相性 効果が100倍増する味。香りが会場に広がる効果も大。  
おかまされ尻ゆるくなる師走かな
シャレにならんなぁ。追突されて1週間。全く異常なし で、病院もためらったぐらいやのに2日目から腰にアウ ト信号。コルセットなるものをはじめてつける。さらに 具合の悪い事態に〜。括約筋ゆるなったんちゃうやろか。  
中之島が光に包まれたけど
照明で燦然と輝く建築や河岸の並木。きれい・・・あと が続かない。電飾と炎の違いは大きい。炎にあるゆらぎ がほしい。樹々も夜中にキラキラは痛々しい。人間ども は夜も蠢いておればいいが、樹は立ったまま眠るものだ。 中之島 光
ミャンマーの蕎麦栽培、品質向上
ミャンマーでは麻薬となる芥子の栽培から蕎麦への転作 がすすめられている。氏原教授の戦いは長期間にわたる。 その娘さんがミャンマーのゴマ事情を聞きたいと和田萬 来訪。近所『なにわ翁』の奥さんとも蕎麦つながりの縁。 氏原暉男
焼肉がかくも繊細な美学になっていいのか
食友から変人の大将がいるとお誘い。こわいもん見たさ で驚愕の焼肉。眩しく輝くレバーの塊、グロテスクにベ ロンと横たわるタン。大きな俎で次々を捌かれるホルモ ンを眺めるだけで感動もの。ミノ湯引き、ユッケ、繊細。 『牛寶』
”辺境人論”は見事に痛いとこ、突いてくる
内田樹はやらこくて、きつい。とても反対する空気では なかった、という弁解にすぐ納得する特性や”ぼちぼち でええ”という感性。わかりきった<核持ち込み>をわ ざとボケたふりでかわす。理論武装より知らんぷり戦略。 内田樹 『
ゴミ屋敷に住むケネディ夫人の叔母の実話
過去の栄華が忘れられず零落するストーリーはよくある が、ジャクリーヌの親族のドキュメントとなれば興味は 湧く。日本のゴミ屋敷でも京都の華族でありそう。ブロ ードウェイの日本版は亜門演出。大竹しのぶと草笛光子。 『グレイ・
オカマされたら、年末ジャンボ
オカマされたいきおいでオカマを。玉突きの真ん中でエ ライ災難。大阪のおばちゃんは優しいよ。「大当たりや ん。事故で2億円当てたひと2人もいてんねんて。12 月12日はゾロメで大安やし、やぁ、私もツキもらお」。 年末ジャン
大阪人は愛情たっぷり”豚”と呼び捨てる
関西は豚を食べない。太った人物を”でぶ”というより 愛をこめて”ブタ”という。現在ゴマリグナンを餌にし た豚肉を開発中。脂身に濃ゆい旨味がある。商品化には <四つ葉のクローバーをくわえた幸福豚>。かわゆ〜い。 坪内好子の